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【後編】Welcome to ブリヂストン!仕事の一つひとつに「最高」を求めよう~Joint Global COOの東さんからの歓迎の言葉~

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今年もブリヂストングループ各社で入社式が行われ、新たな仲間が加わりました。

新入社員の皆さんとのタウンホールミーティングで質問一つひとつに丁寧に答える東さん。後編では、「Bridgestone E8 Commitment」についての考え方や、東さんの人生設計などについてご紹介します。

ブリヂストンの仲間にお願いしたいこと、仕事によって創造される”価値”の認識

―――持続可能な社会発展に向け、ブリヂストンは「Bridgestone E8 Commitment」を掲げていますが、このコミットメントを達成するために、東さんが大切だと考えていることを教えてください。

東さん 
従業員の皆さんに「自分たちが進めている活動にどの「E」が入っているのか?次にやれることは何か?」という点について、考えていただくことが大切だと考えています。前提として、ブリヂストンはサステナビリティを全てのコアにしています。いわゆる事業活動についてもそうですし、社会貢献活動もそうです。その上で「Bridgestone E8 Commitment」を掲げている目的は、ブリヂストンが行っているさまざまな活動について、社内外の方々に対して、ブリヂストンが何を重んじていて、どういった価値を創造しようとしているのかを明文化して伝えるためです。ブリヂストンの取り組みに賛同してくれる社外の方に参画いただいたり、また、社内での活動がどのような価値形成につながっているかということを我々が認識したりするために、「Bridgestone E8 Commitment」を発表しました。なので、立場や職種にかかわらず、皆さんにはそれぞれの組織で自問自答をしていただくことをお願いしています。

課題や機会に誠実に対応、入社してから不変のスタンス

―――東さんが入社した当時と現在で、ご自身の人生設計はどのように変わりましたか?

東さん 
私は「社会復帰をするんだ」という気持ちで入社しました。学生時代は少しいい加減に過ごしてしまったこともあり、本当にそう思っていました。また、学生の頃は自分で働かないとお金が無い時期があったので、会社に入って、毎月必ずお給料がいただける環境は本当にありがたいと思いましたし、真面目に働こうと思いました。ただ、「30年後にこうありたい」ということは全く考えていませんでした。一方で、「米国市場で仕事をしたい」ということは明確にアジェンダとして持っていました。学生時代に海外経験が無かった分、入社後は英語の勉強、特に書く練習を必死に頑張りました。その後はファイアストンのリコール問題などがあり、さまざまなことを経験する機会を与えてもらいました。ご質問いただいた「人生設計」という考えはあまり無かったのですが、自分に与えられた課題に対して、自分がやれること、直面すべきことには誠実に対応する。そういうスタンスでこれまでやってきました。

逃げずに、自分事として一生懸命考え、とにかく動くことが大事

―――東さんの目線で、評価されてきた人の特徴などを教えてください。年功序列から成果ベースにシフトしている風潮がありますが、その点も踏まえてお伺いしたいです。

東さん 
評価されてきた人の特徴は割とシンプルで、「逃げない人」、「自分事としてやれる人」だと思います。特に後者は、自分にやれることだけをやるのではなく、課題の解決に向け、他の人や組織、社内に限らない知見、そういったものを総動員して、どれだけの切迫感をもって対処するかです。私が仕事を任せたいと思う人はそういう人です。もちろん、仕事を進めるうえではスマートさも求められますが、それよりも、どれだけ一生懸命考えてくれるか、動いてくれるか、そこが一番大きいです。成果については、自分が成果を挙げられるのか?という不安があれば、とにかく動くしかない。ただ止まっていては不安になるだけで、それが一番怖いと思います。皆さんにはどんどん色んなことにトライしてほしいです。

膨大なデータを最適なソリューションにつなげていく

―――多くの企業がIoTやDXによるソリューションを実現しようとしているが、ブリヂストンがソリューション化を進めるうえで、想定されている課題や、それを克服するための取り組みを教えてください。

東さん 
大まかに言うと、ブリヂストンのソリューションに移行することでお客様のコスト負担が減り、そこで出た利益を折半することで、お客様とブリヂストンがWin-Winになります。また、サービスネットワークにとってもプラスになれば、そこにもまたメリットがあるので、そういう関係を構築できるプログラムを進めたいと考えています。
そのうえで、お客様のコストを把握することは課題の一つです。欧州にはフリートマネジメントを専業とする業態があります。お客様である運送業者が、最も低コストかつ安全にものを運ぶのに、どのルートをどういうスピードで運転するといいかを提案し、その提案に対して対価を貰うというビジネスです。このビジネスを行うことで膨大なデータが取れます。お客様側のコストの把握という課題だけではなく、最適なソリューションコンテンツに発展させることもできます。また、海外で集めた類似事例を日本のビジネスに活かすこともできます。こういうところにリソースを割いて、お客様に納得いただけるソリューションを提供していく、既存のものを含め、ソリューションのネットワークを再構築していく、こういう取り組みを進めています。
新入社員ならではの目線で多くの質問が寄せられましたが、その一つひとつに丁寧に答えられた東さん。改めて最後に皆さんにメッセージを贈りました。

東さん せっかくブリヂストンに入っていただいたので、ブリヂストンを好きになってくれたらと思います。私は入社して15年が経ってから、ファイアストンのリコール問題がありました。当時、会社が危機にある時に、覚悟を決めて真正面から問題に対応する先輩の背中を見て、その時初めて、本当の意味でブリヂストンに貢献したいと思う機会になりました。皆さんもこれから、それぞれの持ち場、立場で業務に取り組んでいくことになりますが、いずれは本当に厳しい局面と向き合わなければいけないこともあると思います。ただ、目の前の大きな課題に対して、しっかり直面し、挑戦して、乗り越えることができれば、新しい景色が見えてきますし、ブリヂストンのことをもっと好きになるきっかけにもなると思っています。逃げずに、新しい発想を持って仕事に取り組んでください。頑張ってね!
東さんから多くのアドバイスをもらった新入社員の皆さん。新入社員研修が終わった後は、配属先で自分の仕事と向き合うことになります。今日のタウンホールミーティングを通じて感じたことも活かしながら、ブリヂストンの社員として一歩ずつ歩みを進めていくことでしょう。多くの先輩や同僚たちからの支えももらいながら、目の前の課題から逃げずに一緒に頑張っていきましょう!
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