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(アロー君)3,000kmを太陽光エネルギーで走る、「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に行ってきたよ!

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やっほ~。今回は南半球オーストラリアから!先月開催されたソーラーカーレース「2023 Bridgestone World Solar Challenge(ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ、以下BWSC)」をレポートするよ。

BWSCは、2年に一度オーストラリアで開催される、世界最高峰のソーラーカーレースだよ。コロナ禍で2021年大会が中止になったから、今回は4年ぶりの開催!
世界中の学生エンジニア達が集い、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3,000kmを、太陽光のエネルギーだけを使用してオーストラリア大陸を縦断するんだ。

レースは主に2つのクラスに分けて開催されたよ。
・チャレンジャークラス:「タイヤ3輪もしくは4輪 / ドライバー1名」の条件の下、速度を重視した車両で目的地までの順位を競うレース。
・クルーザークラス:「タイヤ4輪 / ドライバー1名+乗員1名以上」が乗車できる車両で、2回の充電が可能な条件下でエネルギー効率や実用性を競うレース。

車内温度は50度以上!過酷なレースがスタート

いよいよダーウィンからレースがスタート!各チーム、スタート前日に行われたタイムトライアルの結果順にスタートを切ったよ。
郊外に出ると、そこは過酷な砂漠地帯。ソーラーカーは限界まで軽量化しているから、エアコンなど快適性を保つための設備は無いんだって!車内温度は50度超え。ドライバーは車両点検場所までの各区間300km前後を集中力を保ちながら走り切る必要があるよ。

砂漠地帯を走行する工学院大学チーム

3,000km走破を足元でサポートするのは、ENLITEN®技術搭載のタイヤ

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3,000kmを太陽光のみで走るには、軽くて、転がり抵抗を抑えた低電費性能が求められ、また、長距離を走り切るという意味では、摩耗しづらいタイヤが求められるんだ。さらに、コースの中には路面が粗く走行しづらい道路もあるから、パンクしにくい性能も必要。そうした、低転がり抵抗、耐摩耗性、軽量化、耐パンク性能に特化した、究極のカスタマイズを実現したENLITEN技術搭載タイヤを、ブリヂストンは多くのチームに供給したんだ。そして、タイヤの再生資源・再生可能資源の使用割合は、前大会の30%から、今大会では63%と大幅向上。

3,000kmを走破してゴールへ!

チャレンジャークラスでは「Innoptus Solar Team(ベルギー)」、クルーザークラスでは「Sunswift Racing(オーストラリア)」が優勝!
両チーム共に、ブリヂストンのENLITEN技術搭載タイヤを装着し、優勝に貢献できたよ。
日本からは、東海大学、工学院大学、和歌山大学、呉港高等学校の4チームがチャレンジャークラスに出場していて、東海大学が5位、工学院大学が8位とそれぞれ大健闘!両校のチームリーダーに、レースを終えての感想を聞いてみたよ。
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東海大学 チームマネージャー 宇都 一朗さん
「車両を4輪から3輪に変更した分、1輪あたりの負荷は増えたのですが、負荷がかかる状態かつ悪路の中でもパンクせずに完走できたのは高い耐久性があったからで、ブリヂストンのタイヤに大きく助けられました」

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工学院大学 チームリーダー 中川 立士さん
「この大会で走るのが僕の夢でした。夢を叶えてくれてありがとうございます!リア部分の2輪は一度もタイヤ交換せずに3,000㎞を完走できました。環境に配慮したタイヤを準備してくれたブリヂストンさんはとてもかっこいいなと思いました」

レース終了後は各チームの車両が展示されて、他チームのソーラーカーを見学したり技術情報を交換したりして、次のレースに備えて意見交換をするのもお馴染みの光景みたい。BWSCは、グローバルかつ多様性に富んだ将来を担うエンジニアたちと、次世代の“革新技術(オープンイノベーション)”を共創する場でもあるんだ。
これまで多くの年月をかけてBWSCの準備を行ってきた、ブリヂストン オーストラリア(BSAL)のチームメンバーも集合。当日の運営まで、お疲れ様でした!
ブリヂストンは、2031年までこの大会のタイトルスポンサーを務めているよ。今後もレースへの情熱とイノベーションを生む情熱で、サスナブルなモータースポーツ活動を推進して、参加チームと一緒にモビリティの未来に貢献していくよ。
2年後の大会もお楽しみに!それじゃ、またね~☆彡

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