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(アロー君)新しい共生社会の可能性を感じる企画展「異才たちのアート展」に行ってきたよ

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やっほ~!気がつけばもう12月、時間の流れの早さにビックリするね!

今回は東京・小平市の「Bridgestone Innovation Gallery(ブリヂストンイノベーションギャラリー、以下BIG)」で開催されている「異才たちのアート展2023」に行ってきたよ!
「異才たちのアート展」は、「全国障害者週間」にあわせて小平市で開催されている障がい者が制作したアート作品の企画展で、BIGでの展示も今年で3回目になるんだ。ブリヂストンと同市内にある武蔵野美術大学と一緒に「共生社会」をテーマにした共同研究をしていて、その一環としてBIGでイベントを開催しているそうだよ。

今回の展示のテーマは「つながる、ひろがる、あゆみよる。個性絶賛爆発中」。個性的な作品を展示しているほか、障がいがある人達と、地域のさまざまな人たちとの「つながり」や「ひろがり」を感じる展示企画について、武蔵野美術大学の学生の皆さんが考えてくれたんだって。

まずは、アート展の楽しみ方から紹介するね。

アートを使ったコミュニケーション方法として、「対話型鑑賞法(Visual Thinking Strategy、VTS)」という方法があるんだって。1つの絵を複数人で見て、「何が見えたか」「何を感じたか」を話し合うことで、いろんな考えを引き出せるそう。
同じ絵を見ているのに、人によって見え方が違っていたり、全然違う感想が出たりして、個人の性格がちょこっと垣間見え、コミュニケーションのきっかけにもなるよ。職場の仲間とBIGで絵を見ながら、コミュニケーションをするのもおススメだよ!

こちらの絵、みんなは何に見えるかな?

それでは、今回の見どころを解説していくよ~!

地域のみんながつながる作品の展示

今回の新たな取り組みの1つ目は、「あったらいいな、こんなまち」。これは、学生の皆さんと、小平市中央公民館が実施している地域の障がい者の通いの場、「けやき青年教室」の皆さんとの合作だよ。小平市の市の木として選定されている「けやきの木」を中心に、皆が思い思いに理想の町並みを考えて作ったんだって。ちょうど僕にピッタリのサイズで、そのまま住人になれそう!

「あったらいいな、こんなまち」にお邪魔したよ。

2つ目は、「西武線の行き先はどこだろう?」。小平市内の障がいがある子どもたちや、ブリヂストンの有志のみんななど、たくさんの人が描いた絵や模様を切り絵にして一つの作品につくりあげたよ。行き先はぜひ作品をみて探してみてね。

たくさんの人たちの合作なんだって。なかなか小平の会場に来れない人もいると思うので、正解をこっそり教えると、行き先は”ありがとう”の文字だったよ。

来場者が参加して楽しめる企画もたくさん

作品の鑑賞だけではなく、参加して楽しめる企画もあるよ。学生の皆さんが考えた新しい共生社会の形をデジタルで表現した「コダイランド」。障害の有無や、住んでいる場所に関係なく、なりたい自分をデジタルアバター「コダイラー」でつくって、集まろうという素敵な企画。さっそく僕も自分の「コダイラー」をつくってみたよ!
すると、「コダイランド」に僕の「コダイラー」が出現!他の来場者がつくった、たくさんの「コダイラ―」が集まって交流するんだ。
会場アンケートに答えるとオリジナル缶バッチがもらえるガチャにも挑戦!

アート展はまだまだ開催中

「異才たちのアート展2023」は12月16日(土)まで開催しているんだって。
12月9日(土)には、特別イベントも開催されるそうだよ。近くで働いている人たちは仲間を誘ってぜひ遊びに来てね~。

最後に、案内してくれた武蔵野美術大学の皆さんと一緒に記念撮影。

<「異才たちのアート展2023」>
展示場所:ブリヂストン イノベーション ギャラリー(東京都小平市小川東町3丁目1-1)
開催期間:2023年11月24日(金)~2023年12月16日(土)※1,2
       ※1 月曜日〜土曜日 10:00-16:00(入館は15:30まで)
       ※2 12月5日(火)は臨時休館
詳しい情報はAHLイベントナビでご確認ください。

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コメント(1)

絵心無いおじさんさん

紹介されている対話型鑑賞というのを部署のメンバーでやりました!
自分のセンサーと他人のセンサーの違い(そもそも認識しているかどうか、認識した後でどのように解釈するか)が感じられてとても新鮮でした。

DE&Iを実感する良いコンテンツだと思います。

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