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【当世海外事情】ブリヂストン・タイヤ・セールス・ベトナム

グローバルで活躍するブリヂストンのチームメイトにフォーカス!
海外だからこそのやりがいや難しさ、その国ならではの最新情報などをお届けします!

Bridgestone Tire Sales Vietnam(BSTVN)
ブリヂストン・タイヤ・セールス・ベトナム

ベトナムの人口は1億人を突破し、経済成長も期待されています。一方で、乗用車の普及率は3%程度と、モータリゼーションはまだ始まったばかりの段階です。そんななか、国内自動車メーカーがガソリン車から撤退しEVに完全に切り替えるなど、ベトナムならではの発展のスピードを見せています。経済・産業の成長とともに競争も激化するなかで、プレミアムにフォーカスして持続的に販売を伸ばし、ブリヂストンの第2のホームマーケットであるアジアにおいて成長の原動力となるべく、チーム一丸となって取り組んでいます。

From teammates

Managing Director

犬塚 尚紀さん

市場の変化に素早く、ブリヂストンらしく対応していきます

海外ならではのやりがいや、大変なことはありますか?

文化的な違いを受け入れ、共通の価値観を持つことが大変難しくもあり、興味深くやりがいのあるチャレンジです。
過去に他の地域に赴任したときと比べて、ベトナムでは日本文化との類似性を感じることが多くあります。例えば「注意」のように、漢字の音読みでほぼ伝わる言葉もあります。しかし、この類似性に甘えてしまい、自分の感覚ではコミュニケーションがとれるだろうと期待していても、価値観の違いに直面して苦労することもあります。ベトナム国内でも、首都のハノイと商業都市のホーチミンで価値観が異なることも大変興味深いです。

今後の目標を教えてください!

ベトナムは今後成長が期待されている市場ですので、その変化に素早く、かつブリヂストンらしく対応できる組織・人材を育てることが一番の目標です。足元の環境の変化としては、乗用車用タイヤでは小型SUV向けの需要が伸びてきているほか、EVの浸透からも目が離せません。これから次々に投入予定の「ENLITEN®」を搭載したタイヤを軸に、国内生産タイヤの販売を最大化していくことで、バリューチェーン全体での環境負荷を減らしながら、プレミアム商品市場を掴むことを目指しています。
トラック・バス用については、品質にこだわるお客様への販売を中心に市場をリードしています。縦に長い国土で、全土をつなぐ高速道路も整備途上であり、これらの環境変化のなかで生まれてくる新たな顧客価値を迅速に満たし、質と量を両立した成長を目指します。

拠点で取り入れている取り組み
(社会貢献活動、改善活動など)

ベトナムは洪水が頻繁に起こり、地方では簡易な橋が流されて通学に危険が伴ったり、生徒が学校を休まざるを得ないことも珍しくありません。BSTVNは社会貢献活動の一環として、地方に橋を建設し、モノや人の動きを確保することで地域の教育の継続(Empowerment)と通勤・通学の安全(Ease)に貢献しています。
この活動は2018年から継続しており、今年は10本目の橋を建設予定です。これらの活動を通じて、サステナビリティに貢献した組織を表彰する「Corporate Sustainability Index Top 100 Award」を受賞しており、今年で3年連続7回目の受賞となりました。

寄贈した橋

国・地域の名産品・名物スポット

ベトナムは世界2位のコーヒー生産国で、強い苦みとコクが特徴です。ブラックで飲むと大変味が濃いため、日本で「ベトナムコーヒー」と呼ばれる、牛乳の代わりに練乳を入れた飲み方も一般的です。最近人気が出ているのは、更に塩クリームを足した「塩コーヒー(Muoi Coffee)」です。苦みが抑えられる一方で、味や香りを楽しめることから若者を中心に人気が出ています。

国・地域のモビリティ事情

ベトナムでの主要交通機関はバイクです。個人の移動だけでなく、荷物を運ぶバイク、バイクタクシー、家族を乗せたバイクなど多様な使われ方をしています。雨が降ってもみんな即座に路肩に停車し、合羽を着て移動を再開します。車で移動するとバイクの川の中を流れているような感覚に陥ります。渋滞と大気汚染が社会課題のため、今後どのような規制が導入されるかで乗用車の普及にも影響が出ると考えています。

country Information

国 名
ベトナム社会主義共和国
公用語
ベトナム語
首 都
ハノイ
人 口
約9,946万人
(2022年 越統計総局)

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コメント(1)

どうでしょう藩士さん

すごいバイクの量ですね!水曜どうでしょうのベトナム縦断を見た時もびっくりしましたが、20年経った今でもバイクが主流なんですね!

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