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(アロー君)社会課題をより身近に考えるきっかけに 「みんなのスポーツ広場」

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やっほ~。
今回は横浜工場で毎月行われている「みんなのスポーツ広場」をレポートするよ!

みんなのスポーツ広場は障害を持っている方を含む、さまざまな人が一緒にスポーツを楽しめるイベントで、2021年の10月からずっと開催されているんだって。

ブリヂストンではAHL(Active Healthy Lifestyle)活動をはじめ、さまざまな社会貢献活動に力を入れているけど、特に「従業員に参加してもらうこと」を意識しているんだ。社会課題をより身近に考えるきっかけにして、仕事へのモチベーションアップにもつながることから、一般的にも注目されているんだよ。

というわけで、実際に今回のイベントに参加した従業員の皆さんに、気づきや発見について聞いてきたよ。
【インタビュー①】
(株)ブリヂストン 事業開発戦略企画部 事業開発戦略企画課
山田さん
※ 取材当時は化工品事業開発戦略企画部に所属

山田さん(左から2番目の青いTシャツの方、卓球バレーに挑戦中)

アロー君: 今回のイベントに参加しようと思ったきっかけを教えてください!
山田さん: 業務で足が不自由な方向けのソリューションを考えていたのですが、情報収集の一環で(株)ブリヂストンのBSJP 社会貢献・AHL活動推進課へヒアリングをしたところ、この活動に誘われたのがきっかけです。

アロー君: イベントに参加してみて、何か発見や気づきはありましたか?
山田さん高齢の方や車いすを使っている方など、本当にさまざまな方が参加していたので、コミュニケーションを通じて、皆さんの多様な価値観に触れることができました。実際に障害を持っている方の困りごとやニーズを肌で感じることができ、皆さんにとってのソリューションを考える上でよいきっかけになりました。

アロー君: いろいろな発見があったんですね!他に印象的だったことはありますか?
山田さん: 大学に通いながら、車いすテニスプレーヤ―として全国を飛び回っている岡あずささんが印象に残っています。目を輝かせながら、遠征中の苦労話や思い出について話してくれました。すっかりとファンになってしまいました。

車いすテニスプレーヤーの岡あずささん、みんなのスポーツ広場の運営にもご協力いただいています。

【インタビュー②】
ブリヂストンスポーツ株式会社 物流企画室
上田さん
※ ボランティアスタッフとして参加

受付で常連の参加者を気遣いながらウェルカムトークをする上田さん

アロー君: ボランティアスタッフに手を挙げたきっかけを教えてください!
上田さん: 以前から誰かの役に立ちたいという気持ちがあったのですが、「果たして自分ができるのか?」という不安な気持ちから躊躇をしていました。「みんなのスポーツ広場」は、同じ会社に勤めている知人が立上げに携わっていたこともあり、勇気を出して思い切ってボランティアスタッフに応募しました。

アロー君: 実際にイベントに参加してみて、なにか発見や気づきはありましたか?
上田さん: 初めて参加した日は開催直前まで大雨が降っていたのですが、私は体育館でのイベントだから雨でも問題無いと当たり前に考えていました。ところが、当日にキャンセルされる方がたくさんいらっしゃって、障害のある方にとって、濡れた路面や水たまりが怪我に繋がりかねないリスクとなり、外出を躊躇される方が多いことを初めて知りました。自分の価値観が当たり前ではないことを実感する出来事でした。

アロー君: 今後もボランティアスタッフとして参加される予定ですか?
上田さん: もちろんです!これまで以上に、自分にできる役割があればどんどんチャレンジしていきたいです。また興味を持ってくれた会社の仲間も誘って、一緒にコミュニティを盛り上げていきたいと思っています。とてもアットホームな雰囲気で楽しいイベントですので、さまざまな方に参加いただきたいですね。

こちらはサムスペルという、中央の円盤から伸びた10本のロープを使って円盤を操作し、ブロックを積み上げるスポーツです。ボランティアスタッフも一緒に楽しんで場を盛り上げます!

【インタビュー③】
ブリヂストンチャレンジド株式会社 横浜分室
野呂田さん、増田さん、大岩さん、佐々木さん

野呂田さん(お子さんを抱いている方)

アロー君: 職場の皆さんで参加されていますが、参加のきっかけを教えてください!
野呂田さん: 社内の掲示板でチラシを見て、職場のメンバーにも声をかけたのがきっかけです。私の子どもも一緒に参加しました。
増田さん: 実は野呂田さんに誘われる前からこの活動の事は知っていたのですが、内容をよく知らず参加を躊躇していたんです。その後、職場のレクリエーションで楽しくプレイしたポッチャについて、このイベントでも行われると聞いて参加を決めました。
大岩さん: 私は野呂田さんにお声がけいただいて参加を決めました!ポッチャが上手にプレイできたので嬉しかったです。

ボッチャで他の参加者と対戦する増田さん

アロー君: 参加してみて何か発見や気づきはありましたか?
増田さん: 最初にアイスブレイクをするのですが、そのおかげでみんなが打ち解けて楽しくスポーツに参加できました。仕事の場面でもこの経験を活かして、相手を安心させることができるといいなと思います。
野呂田さん: 既に3回目の参加になりましたが、みんながとても楽しそうにしているので、誘ってよかったなと思いました。レクリエーションのような効果も出ていて、職場でもこのイベントをきっかけに、会話がとても増えています。
佐々木さん: とても楽しかったです。また行きたいと思いました!
これまで「みんなのスポーツ広場」には延べ582人の参加しているんだけど、このうち222名が障害のある方々で、「私たちはスポーツができる場所が限られているので、とってもありがたい」「安心して参加できる温かい場所ができてうれしい」といった感謝の声が寄せられているんだ!

そして取り組みの理念に共感した横浜市や、横浜市スポーツ協会、プロバスケットチームの横浜エクセレンス等、たくさんの団体の協力を得ながらこのイベントは運営されていて、着々と協創の輪が広がっているよ。

また、従業員のみんなが参加する事で、社会を変えていく活動の原動力になっていくと嬉しいな~。次回は2月に開催されるよ。是非参加してみてね。
《AHL活動の紹介》
株式会社ブリヂストン BSJP社会貢献・AHL活動推進課では、Bridgestone E8 Commitmentの「Empowerment:すべての人が自分らしい毎日を送れる社会づくり」を目指し「みんなのスポーツ広場」以外にもさまざまな取組を行っています。参加者はもちろん、ボランティアスタッフも募集しております。
「みんなのスポーツ広場」以外のAHL活動:ブリヂストンAHLイベントナビ
ボランティア情報:新ボランティアポータル(社内イントラサイト)

みんなからのコメント待ってるよ!
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コメント(1)

野球命さん

このような活動に参加して初めて「DE&I」の意味が分かるのではないでしょうか。
ブリヂストンの中で参加者、同意者が増えることを期待しています。
*各工場でも実施してはどうでしょうか。地域の方とふれ合いが出来ると思います。

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