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チームブリヂストン 北風大雅選手が活躍!車いすバスケットボール天皇杯決勝戦

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2月4日、「天皇杯 第49回日本車いすバスケットボール選手権大会」の決勝戦が東京体育館(東京都渋谷区)で開催されました。チームブリヂストンからは、ブリヂストン従業員(宣伝・イベント推進部所属)でありアスリート・アンバサダーも務める北風大雅さんが、所属クラブチームである埼玉ライオンズの選手として出場しました。車いすバスケットボールのクラブチーム日本一を決める国内最高峰の大会ということで、164名のブリヂストン従業員が応援団として会場に集まり、北風選手に熱い声援を送りました。

「DE&I」を象徴する車いすバスケってどんなスポーツ?

車いすバスケは、障害の重い人、軽い人が同じコート上でプレーをします。最も障害の軽い選手には4.5点の持ち点が与えられ、障害が重くなるにつれて0.5点刻みで持ち点が小さくなり、コートに出ている選手の持ち点合計が14点以内に収まるよう出場選手が決められます。そのため、障害の重い選手も軽い選手も等しく試合に出場するチャンスが与えられます。また、今回の天皇杯では健常者の選手や女性選手も出場しました。障害の有無、性別の垣根を越えた人々が集まってひとつのチームとなり、より良いチーム作りのために互いを理解し、共に高め合いながら上を目指して戦います。

そんな車いすバスケットボールの観戦を通じて、「DE&I(Diversity Equity & Inclusion)」への関心を高めてほしいという思いから実施されたのが、今回の応援団企画です。

今大会では、車いすの後ろ側に各選手の持ち点が●の数で表記されていました

日本一に向けて従業員一体となって応援!

東日本予選会を1位で通過し、前日に行われた準々決勝、準決勝を手堅い試合運びで勝ち進み、決勝へと駒を進めた埼玉ライオンズ。決勝戦では、昨年度優勝の強豪チームである神奈川VANGUARDSと対戦しました。相手チームに先制点を許すも、すぐに反撃。埼玉ライオンズのリードで前半戦を折り返します。
その後もお互い一歩も譲らぬ激しい攻防が繰り広げられる展開に、応援にも熱が入ります。埼玉ライオンズのチームカラーに合わせた緑色のチームブリヂストンブランケットを掲げながら、従業員応援団が一体となって選手たちへ声援を送ります。

残り1分の攻防!試合の行方はいかに!?

迎えた最終ゲーム。残り6分で同点に並ばれてしまいますが、そこはチームのキャプテンである北風選手の力の見せ所。すぐさま自ら得点し、簡単にはリードを許しません。

得点後の北風選手。すぐさまディフェンスに切り替えボールを追いかけます

試合時間残り30秒。ファウルが重なった埼玉ライオンズは、相手チームにフリースローのチャンスを何度も与えてしまい、ついに逆転を許してしまいます。その後も何とかボールに食らいつき粘り強いプレーを見せますが、そのまま試合は終了。わずか3点差で優勝を逃がす悔しい結果となりましたが、昨年度の3位を上回る準優勝で大会を終えました。

試合終了後、応援団の声援に応える北風選手

大会を終えた北風選手からは、「164名の応援団の皆さん、テレビで応援してくださった皆さん、熱い応援ありがとうございました。今回現地で観戦された皆さんに『車いすバスケ楽しかったな!また見たいな!』と思っていただけていたらうれしく思います。来年は優勝します。今後も応援のほどよろしくお願いします!」とコメントがありました。

チームブリヂストン アスリート・アンバサダーの2人も試合を観戦

今大会の応援団には、北風選手と同じくチームブリヂストン アスリート・アンバサダーの2人も参加しました。1人は、応援団事務局として運営もサポートしてくれた鈴木世奈さん(アイスホッケー)。昨年度も天皇杯を観戦した鈴木さんは「強豪チームに対しても全く引くことなく、果敢に挑む北風選手の姿がとても印象的でした。また、攻守に渡りチームの為に全力でプレーする北風選手を今後も応援したい!と感じる試合でもありました。チームブリヂストンの一員として、これからも皆さんと一緒に沢山の挑戦を応援していきたいと思います!」と北風選手の健闘を称えます。

チームブリヂストン アスリート・アンバサダーの鈴木世奈さん(左)と田中愛美さん(右)

2人目は、車いすテニスの選手として活躍する田中愛美さん。海外遠征の合間を縫って応援に駆けつけてくれました。初めて車いすバスケを現地で観戦した田中さんは「テレビで観るよりもいろんな情報が入ってきて、あっという間の40分でした。自分もスポーツをしている人間として、プレーしている選手たちが何を考えているかまで想像しちゃって、最後は泣きそうに…笑。結果は残念でしたが、同じチームブリヂストンの北風選手がキャプテンとして活躍している姿を見ることができて、刺激的な1日でした!また観に行きたいです!」とアスリート視点のコメントを伝えてくれました。

アロー君と一緒に応援する田中愛美さん

応援団に参加した従業員の皆さんからは、「最後までハラハラドキドキの展開でとても楽しめました!」という声をたくさんいただきました。悲願の優勝とはなりませんでしたが、最後まで粘り強く戦う選手たちの姿は、きっと応援団一人ひとりの心に残り、勇気をあたえてくれたに違いありません。車いすが激しくぶつかり合い、迫力満点でスピード感のある車いすバスケを皆さんもぜひ観戦してみてください。そして観戦を通じて、DE&Iに少しでも興味を持っていただけるとうれしいです。

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