【当世海外事情】ブリヂストン サウスアフリカ
グローバルで活躍するブリヂストンのチームメイトにフォーカス!
海外だからこそのやりがいや難しさ、その国ならではの最新情報などをお届けします!
Bridgestone South Africa
ブリヂストン サウスアフリカ
Bridgestone South Africa(BSAF)は、国内最大の都市・ヨハネスブルグにある本社、国内4支店、鉱山車両用(OR)タイヤの販売サービス部門、生産拠点のブリッツ工場を合わせて、約1,700人のチームメイトで構成されています。南部アフリカ地域における乗用車用およびトラック・バス用タイヤの生産・販売から、鉱山・建設車両用タイヤの輸入販売およびソリューションビジネス促進まで、幅広いビジネスを行っています。




Senior Manager,
OTR Business Development
大野 高志さん
現物現場でチームメイトと切磋琢磨しています
南部アフリカ地域でのORソリューション販売を強化すべく、戦略立案から実行フォローアップまで、現地の販売チームを後方支援する役割を担っています。後方支援といってもORは現物現場が基本。販売チームと現場を訪問し、課題の抽出からが出発点です。その上で、本社のグローバル戦略をベースに個々の販売案件対応から中長期的な視点での組織強化まで、派遣者ならではの付加価値を提供できるように心掛けています。
海外ならではのやりがいや、大変なことはありますか?
自分の持っている固定観念を壊してくれることかなと思います。海外赴任は初めてではないのですが、アフリカでの仕事に最初は戸惑いました。自分の想定したスケジュールで物事がなかなか進まないことに焦燥感を幾度も覚えましたが、現実を直視し真摯に現場と向かい続けてくれる販売チームが持ってくる「うれしい想定外」に何度も助けられています。どのような環境でも最後まで仲間を信じることの大切さを、改めて実感しています。
今後の目標を教えてください!
アフリカは天然資源の宝庫なのですが、カントリーリスク(国の政治や経済の不安定さなど)も高く、オーストラリアやアメリカといった、いわゆるマイニング先進国に大きく後れを取っていました。そんな状況でも、BSAFのORチームはリスクと向き合いながら、現物現場を基本に市場・顧客アプローチを重ねることで、近年大きく販売を伸ばしています。「量」の次は「質」の強化を念頭に、チームメイトと切磋琢磨を続けています。
オフタイムの過ごし方
ヨハネスブルグは治安の問題で気軽に外出できないのですが、郊外や地方に行くとアウトドアスポーツが盛んです。アフリカの大自然を満喫しながらマウンテンバイクで走破したり、連休などを利用して海沿いまで移動すれば、貸し切りの海で最高の波を堪能することもできます。

職場で活躍しているチームメイト
現場のサービスを知り尽くしたJandreさんは、ORソリューション販売の心強い相棒です。先日も陸路で国境を越え、隣国の鉱山を一緒に訪問してきました。ORのお客様は僻地に点在するため、泊まりがけの出張が基本です。道中含め厳しい住環境で1週間共に寝泊まりをすると、戦友や家族のような存在になります。現場力をベースとした結束力・一体感が、他社に負けないBSAF ORチームの強みです。


海外赴任にあたって準備しておいた方が良いもの・こと
「笑顔」でしょうか。南アフリカは「レインボーネーション」と呼ばれるほど多種多様な人々で構成されており、苦難の歴史を乗り越え、人種問わず一致団結しようという強い意志を感じます。多様性を頭で理解できていても、人は無意識で異質なものを警戒してしまうものです。そんな状況を打破してくれる「笑顔」は、人類が創り出した最強のコミュニケーションツールだと思います。海外赴任が決まったら、語学研修の前に、まずは口角を上げる練習から始めてはいかがでしょうか。


- 国 名
- 南アフリカ共和国
- 公用語
- 英語、アフリカーンス語、バンツー諸語(ズールー語、ソト語ほか)の合計11言語
- 首 都
- プレトリア
- 人 口
- 6,004万人
(2021年時点、出典:世界銀行)

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