ボランティアならではの醍醐味 ブリヂストンレディスオープン
また、大会の運営は、(株)ブリヂストン、ブリヂストンスポーツ(株)の関係者や、約40名の従業員を含むボランティアの方々が支えました。今回は、実際に従業員ボランティアとして大会運営を支えたブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株)静岡地区本部 藤枝営業所の塩崎さんとブリヂストンソフトウェア(株)SCMシステム第1部の馬場さんにお話を伺いました。
テレビを見ているだけではわからない、大会運営を支えるさまざまな役割

今回従業員ボランティアに応募したきっかけを教えてください。

実はブリヂストンレディスオープンのボランティアに参加するのは2度目なんです。2023年に初めて参加したのですが、もともとゴルフが好きだったのと、社会勉強としても良い機会だと思ったのがきっかけです。今年は上司や同僚と参加しました。

私も今回が初めてではありません。以前開催されていた男子のツアー、ブリヂストンオープンゴルフトーナメントの時から何十年も参加しています。ゴルフツアーはたくさんの方が裏方として大会運営をサポートしています。ゴルフ場のセッティングやギャラリーの受付、当日の大会運営などさまざまあり、私もそのお手伝いが少しでもできればと思い、参加しています。

お二人は今回どのような役割を担当されたのでしょうか。

大会4日間のうち、私たちは2日間ボランティアをしたのですが、1日目はキャリングボードと呼ばれるボードを持って選手のスコアをギャラリーの方にお知らせする役割を担当しました。2日目は、ホールマーシャルという役で、選手のプレーの妨げにならないよう、ギャラリーを誘導したり、注意喚起を促したりする役割です。ギャラリーの方よりも、ずっと近くで選手のスイングを見ることができ、勉強になりました。

私もホールマーシャルとスコアラーを担当しました。スコアラーは、特定の組に随行し、各ホールのスコアを記録して本部に報告を行います。ゴルフ場のモニターやテレビ中継に映る順位表に反映されるので、責任ある仕事でありながら、間近で選手のプレーをじっくり見ることもでき、魅力ある仕事でもありますね。私自身もゴルフをするので、選手のグリップの握り方などを見て少しでも技を参考にしたいと思いながら参加しています。また、選手が打つボールの音はすごく迫力があり、ゴルフクラブがボールに当たるフェース部分を見てみると、1点に集中して当たっている跡があり、ショットの再現性の高さを感じます。

大会運営のために、いろんな役割があるのですね。

そうですね。今回私が経験した役割以外にも、テレビ中継で見ているだけでは知ることができない役割があります。入場チケットの回収や、コース上の雑草除去のための草刈りやバンカーの慣らしといったゴルフ場のセッティングなど、本当に多くの方が大会を支えていることが分かりました。
ボランティアならではの醍醐味も

お二人ともこれまでも何度かボランティアに参加されたということですが、印象に残っていることがあれば教えてください。

今ではスコアラーから本部にスコアを報告する際、スマートフォンのアプリで連絡するのですが、携帯電話が普及していなかった時代は、ゴルフ場の各ホールに設置されている電話機のボタンを押してスコアを入力し、伝達していました。その頃を思い出すと、IT技術の進化や便利さ感じます。他にも、スコアラーをやっていると、選手からボールやグローブを頂けることもあります。私は何十年もボランティアをやっているので、たくさんボールを頂きました。とてもありがたいと思っていますし、家に飾っています。

昨年初めて参加したときに、こんなに近くで選手のプレーを見ることができるのか!と思いました。ボランティアに参加する醍醐味ですね。ぜひ来年も参加したいと思っています。
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