【師匠と弟子】豊富な知識と人脈でタイヤづくりを支えるITの最強タッグ−ブリヂストンソフトウェア(株)製品開発システム部 技術システム3課

ブリヂストングループ唯一の情報システム専門会社として、ITを通じてグループ各社を支えているブリヂストンソフトウェア。製品開発システム部は、タイヤ設計に関わるシステムの開発・保守を担っています。今回の「師匠と弟子」では、入社時からシステム開発に携わり、リーダーとしてグループをけん引する牛嶋 寿永さんと、2016年以来牛嶋さんのもとで尽力する福島 俊幸さんに、業務の内容とやりがいについて伺いました。


師匠
ブリヂストンソフトウェア(株)
製品開発システム部
技術システム3課 プロセスグループリーダー
牛嶋 寿永さん(1993年入社)
相手の第一印象 | 真面目そう |
---|---|
相手に直してほしいところ | 何事も私に遠慮なく…… (お互い対等な関係でいきましょう) |
相手の尊敬するところ | 何でも丁寧 |
相手を動物に例えると | ふくろう(用心深そう、IT分野での賢者) |
相手に望むこと | 大規模プロジェクトリーダーとして活躍することを期待しています |


弟子
ブリヂストンソフトウェア(株)
製品開発システム部
技術システム3課
福島 俊幸さん(2007年入社)
相手の第一印象 | 真面目で誠実 |
---|---|
相手に直してほしいところ | ラーメンを食べるのが早過ぎるところ |
相手の尊敬するところ | 多くの人から信頼されている |
相手を動物に例えると | 猫(清潔好きなところが猫に似ている) |
相手に望むこと | これからもずっと一緒に仕事がしたいです! |
真面目そう | 相手の第一印象 | 真面目で誠実 |
---|---|---|
何事も私に遠慮なく…… (お互い対等な関係でいきましょう) |
相手に直してほしいところ | ラーメンを食べるのが早過ぎるところ |
何でも丁寧 | 相手の尊敬するところ | 多くの人から信頼されている |
ふくろう(用心深そう、IT分野での賢者) | 相手を動物に例えると | 猫(清潔好きなところが猫に似ている) |
大規模プロジェクトリーダーとして活躍することを期待しています | 相手に望むこと | これからもずっと一緒に仕事がしたいです! |

2007年にキャリア採用で入社しましたが、前職でもシステム開発を担当していました。入社後はイントラサイトであるONE-Bや、人事・経理関係のシステムを担当、2016年から牛嶋さんのもとで働き始めました。
元々社内でも「何でも知っている生え抜きのシステムエンジニア」と噂されていた牛嶋さんですが、実際に一緒に仕事をしてみてその人望の厚さを実感。とにかくタイヤに関する知識は社内でも随一ですし、人脈も広い! 業務外のこともたくさん雑談してくれるので、とにかく一緒に仕事をしていて楽しいです。

確かに、リモートでも対面でも毎日必ず話しているね。福島さんと一緒に仕事をして、もう10年が経つのか……。ここまで長く一緒に仕事をする関係って社内でもなかなか珍しいよね。

技術システム3課の中でも私たちプロセスグループが担うのは、タイヤに表記される文字の表示内容を定義する「文字図依頼書システム」と呼ばれるシステムの開発・保守。
私たちが作ったシステムが、タイヤを開発する皆さんの仕事のしやすさに直結すると考えると背筋が伸びます。タイヤ上の文字の表示1つ取っても、満たさなければいけない法律や規格、社内ルールがたくさんあります。さらに、輸出先それぞれの国の法規も踏まえてシステムに反映しなければならず、数百以上も存在する表示項目のルールをシステムに埋め込むのはなかなか大変です。

そうだね。私たちが扱うシステムはブリヂストンの数百名を超えるタイヤ製品開発に関わる皆さんが使うもの。法律にも関わるため、不具合を起こしてしまうとリコールや生産停止にもなってしまうから慎重さが求められるよね。システムは24時間稼働しているので、深夜にシステム不具合の連絡が来ることも……。そんな時でも福島さんは率先して対応してくれるから頼もしいよ。

最近だと、システム保守だけでなくタイヤの材料であるゴムの管理システム構築という新しい領域にも一緒に挑戦しましたね。

材料分野のシステム開発は初めてで、0から学ぶ必要があったから大変だったね。大規模な案件だったこともあり、ユーザーであるタイヤ生産技術開発担当の皆さんと打ち合わせを重ねながら2年近くかけて完成させたのは感慨深いよ。
国内およびアジアの工場ごとのゴム保有状況や、タイヤの種類・スペックごとに使用しているゴムの種類を一元管理できる「コンパウンドマネジメントシステム(CMT)」。これまでExcelで管理していたものをシステム化することで、ゴムの保有状況を見える化し、使用状況の検索効率化にも貢献することができたね。

当時の製品開発管掌における最高賞、B賞(Bridgestone賞)も頂きましたね。これだけ大規模な案件をトラブルなく進行できたのは牛嶋さんのマネジメント力があってこそ。困ったことがあっても相談もしやすいですし、常に仕事をしやすい環境をつくってくれるのでとても助かっています。

リーダーとして、対話を大切にしているんだ。その人の個性や人柄を見ることができるから、話しかけにくい雰囲気だけは絶対に出さないようにしているかも(笑)。僕もよく福島さんを頼ってしまうけれど、一度教えたことは絶対に忘れないよね。

一度聞いたことは二度聞いてしまうことがないよう、これまで質問したことや教えてもらったことをExcelにまとめています。システム管理という業務の性質上、夜間やお休み期間中など、誰かに聞きたくてもすぐには聞けないことも。どんな状況でもすぐに行動できるように、また自分の引き出しを増やすという意味でも書き溜めているんです。かれこれメモは1,000行を超えてしまいました……。

さすが……! 福島さんはプログラミング、データベース、クラウド、サーバー関係など幅広いIT分野をトータルでまとめ上げる力は抜群。その裏には常に向上心と努力があるのだろうね。そのトータル力を活かして、どんどん新たな領域に挑戦してもらいたいよ。「ブリヂストングループ唯一のIT会社」として、システム関係のことは何でも気軽に相談してもらえる組織になりたいね。

そうですね。今後はユーザーの困りごとを自分が主体となって解決できるようなシステム開発を目指します! そしてブリヂストンに関わる従業員の仕事の効率化や製品の質向上に貢献したいですね。
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