【師匠と弟子】ベテランと新人の情熱が生み出す、現場の改善力 (株)ブリヂストン 小平モノづくりプラットフォーム推進部 製造課
初めて会ったとき、俺のこと「おじいちゃんだな」って思ったんじゃない?(笑)
確かに、第一印象は“優しそうなおじいちゃん”でした(笑)。仕事では「最高の品質のタイヤをつくろう」と真剣に指導してくれますが、休憩中には優しく話しかけてくれて、そのギャップがうれしかったです。
久しぶりに18歳の後輩を指導することになって、昔の指導の仕方じゃダメだと思ったんだ。「安全はすべてに優先する」は大前提だけど、標準書通りに厳しく正しく教えながら、言葉は丁寧に。何より楽しく仕事をしてほしいからメリハリを大事にしているんだ。
人見さんはすごく仕事熱心で、プロ意識が強く伝わってきます。
ここは開発工場だから、量産工場とは全然違う。「こういうタイヤを試作してほしい」っていう依頼が次々に来るし、新しいゴムや難しい材料も多い。部材同士をつなぐ時、うまくつながらないとか想定外の事もよく起きるんだ。
ちょっと引っ張り方を間違えるだけで寸法が変わってしまうのでゴムの扱いは本当に難しいです。
ゴムは日々温度や湿度によって状態が変わるから、才断するにも、設定値通りにいかないこともある。触った感覚や色、ゴムの質感など、小さな違いを手がかりに設定値を変える必要があるんだ。
それが“プロの経験と勘”なんですね。人見さんは、生産指令がモニターに映った瞬間に全体の段取りが頭に入っている感じがします。それに、ちゃんと言葉や数字で整理しているのを見て、「メモに残すことって大事なんだな」と感じました。
プロとしては当たり前のことかもしれないけどね。でも、そういう感覚を人に伝えるために、できるだけメモに残して見える化するようにしてるんだ。
最初は補正値を覚えるのが大変でした。サイズごとの補正値をメモに書き留めてたんですが、毎回取り出すのに時間がかかって。なので、作業中でもすぐに確認できるよう、補正値早見表を作りました。
現場の中で自然と共有されてきたことを、岡野くんが目に見える形にしてくれた。おかげで、他の班もすぐ確認できるようになったよ。その他にもこまめに掃除をしてくれたり、保護具置き場を作ってくれたり、率先して3Sに取り組んでくれているね。
少しでも汚れがあるときれいにしたくて、率先して掃除するようにしています。自分にできる改善活動があるなら積極的に取り組みたいんです。補正値早見表や保護具置き場をつくったことで、先輩方から「時間短縮になるし、作業効率も上がったよ」と声をかけていただきうれしかったです。
素晴らしい心掛けだね。安全・防災・環境はブリヂストンの基本だけど、3Sはそのすべての基本になるもの。そんな姿勢で取り組んでいるからこそ、岡野くんはミスも少ないよね。将来モノづくりのプロとして成長するためには、失敗から学ぶこともたくさんある。今後はいろんなことに挑戦してほしいな。
はい!今は、危険物取扱者乙種第4類(乙4)の資格取得を目指しています。業務で引火性液体を扱っているので、仕事の幅が広がるんじゃないかなって。
こんなに早くから資格取得に取り組む姿勢も素晴らしいね。今後は次の工程も覚えてほしいし、周囲との関わりも広げてほしい。将来は小平の開発工場のリーダーになってもらいたいと思っているよ。
人見さんのモノづくりへの情熱を、今度は僕が後輩に伝えていきたいです。将来は多くの人に頼られる人財になれるよう、これからもいろいろ教えてください!
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