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【当世海外事情】ブリヂストン インディア(プネ)

Bridgestone India(BSID)は、本社をプネ(インド最大の港町ムンバイより車で約4時間内陸側)に置き、生産拠点はプネとインド-ルの2工場を構えています。インド全土における乗用車用およびトラック・バス用タイヤの生産・販売をメインに、近隣諸国への輸出や鉱山・建設車両用タイヤの輸入販売、またタイヤを軸にしたソリュ-ションビジネスの開発・拡大にも力を注いでいます。
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OE販売部長

武藤 浩司さん

成長市場でのビジネス獲得に貢献していきます

インド国内にある自動車メーカ-(乗用車および商用車)への新車装着タイヤの販売を統括しています。直接的なセールス活動に加え、社内他部門とのCFTによるビジネス獲得に向けた活動を通じ、会社全体を視野に入れたビジネスオ-ナ-としての意識改革を現地スタッフへ指導しています。
販売部門という業務の性質上もあるかもしれませんが、一番難しいと感じるのはやはり言語の壁の克服です。インドではコミュニケ-ションを口頭のみで進めることが比較的多く、インド英語の聞き取りに苦労しています。もちろん誤解や間違いが無いように大事なことは文字にして共有を図りますが、これを定着させるのも一苦労です。
インドは14億人を超える人口を擁しており、今年中には中国を上回り世界最多となることが予測されています。一方で、道路の舗装率など国内のインフラ整備はまだ十分ではなく、自家用車保有率も全人口の10%に満たない状況です。
しかし、従来の小型車集中市場からSUV車へのシフトや、EV車の拡大など確実に需要変化が起き始めていて、更なる成長発展の大きな可能性を持っています。来たる大きな波にはじき飛ばされないよう、OE販売部門として更なる意識改革を図ると共に、より効果的にビジネスを獲得し、将来のBSIDの更なる発展に貢献できるよう取り組んでいきます。

国・地域のモビリティ事情


人口の割に自動車普及率がまだまだ低い分、インフラ整備や運転マナーが確立されていません。意味を成さない車線、逆走、路上での車両放置の他、超過積載の超低速大型トラック、車道いっぱいに広がって低速で並走するノーヘルの2~3人乗り小型バイク、隙あらばどんなに狭くとも車間に割り込んでくる三輪タクシー、そして我が物顔で車道を闊歩する歩行者と牛たち。出勤や帰宅ラッシュ時は特に凄まじい渋滞に巻き込まれます。雨季に入るとこれが更に恐ろしい状況に。

国・地域の名産品・名物スポット


インド料理と言えば、スパイスカレーのお供に「ナン」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。実際に日本でインド料理店に行くとナンは必ずありますし、インド人の主食と思っている方も多いのでは? しかし、実際にインドで一般的に食べられているのは「チャパティ」です。ナンを焼くのに必要な釜が一般家庭には普及しておらず、材料となる精製した小麦粉を家庭ではあまり使わないという理由から、インドの家庭ではナンはあまり食べられていないようです。

オフタイムの過ごし方

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私たちと同じようにプネに駐在している他の日系企業の方々とのつながりも強くなってきていて、数社合同でのゴルフコンペやホームパーティーを定期的に開催しています。また、駐在員仲間でタイミングを合わせて、エローラ石窟群やタージ・マハルなどの世界遺産巡り、そして遺跡のある大自然の中でのトレッキングなどを楽しんでいます。

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国 名 インド共和国
公用語 ヒンディー語(他に憲法で公認されている州の言語が21言語)
首 都 ニューデリー
人 口 14億756万人(2021年世界銀行資料)

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