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(アロー君)新型ソーラーカーがやってきた!~Bridgestone Solar Car Summit 2023~

やっほ~。今年は、2年に1度開催される「Bridgestone World Solar Challenge(以下BWSC)」が開催される年!いよいよ10月22日から始まり、世界中から集まる大学生をはじめとした若きエンジニアたちの夢を乗せたさまざまなソーラーカーが、約5日間をかけてオーストラリア大陸約3000kmを縦断するよ。
BWSCでは、「ENLITEN®」技術搭載タイヤが初めてモータースポーツに投入され、サポートチームに供給するよ。そして、タイヤの輸送においても、ゼロエミッションを目指す輸送会社のDHLを選び、100%カーボンニュートラルな輸送に取り組むなどバリューチェーン全体で、サステナブルなモータースポーツを支えるんだ。

Bridgestone Solar Car Summit 2023が開催される!

8月29日には、10月の大会に先立ち、BWSCの社会価値やブリヂストンが協賛する意義の理解・認知向上を目的に、「Bridgestone Solar Car Summit 2023」が東京・小平のBridgestone Innovation Parkで行われ、40名程の報道陣が駆け付けたんだ。
サミットというだけあって、当日はブリヂストンだけでなく、今年もBWSCに参戦する東海大学や工学院大学の他、東海大学と一緒にマシンのボディ開発を行っている東レ・カーボンマジック株式会社も集結。B-Mobilityでは、東海大学の今年の新型車両が初公開されるなど、大いに盛り上がったよ。

※B-Mobility:、テストコースや解析設備を備え、エンジニアが生み出したアイデアを、実車を使ってスピーディに体感、検証する場

Bridgestone Solar Car Summit 2023でプレゼンテーションを行う(株)ブリヂストン モータースポーツ部門 主席主幹の堀尾さん

次世代の“革新技術”を生み出す

EV時代に求められるタイヤ性能は運動性能の他にも軽量化・耐摩耗性・環境性能の向上など、車両ごと・お客様ごとに性能をカスタマイズすることが求められるんだ。それを可能にするのが、タイヤの商品設計基盤技術「ENLITEN」。今回初めて世界最高峰のソーラーカーレース、BWSCに投入されるよ。サポートチームへの供給にあたっては、参加チームに寄り添い、タイヤに求められる声を反映したんだって。その結果、タイヤの従来性能を向上させたのはもちろんのこと、転がり抵抗、耐摩耗性能、軽量化を更に研ぎ澄ませて特徴を持たせた、「究極のカスタマイズ」を実現!
再生資源・再生可能資源使用比率(MCN)も前回大会の30%から63%に向上させて、まさにサステナビリティに貢献するタイヤに仕上がっているようだよ。ブリヂストンは、こうした革新技術が詰まったタイヤを3000㎞の道のりを走る過酷なレース、BWSCの舞台で実証するんだ。

今回のBWSCに投入される「ENLITEN」技術搭載タイヤと性能向上イメージ

(株)ブリヂストン MSタイヤ設計第1課の木林さんが登壇

ENLITEN技術搭載タイヤを装着した新型ソーラーカーがB-Mobilityを走行!

サミットの終盤では、3度目の優勝を目指す東海大学ソーラーカーチームの新型車両の発表が行われたよ。この新型車両には、「ENLITEN」技術が搭載されたタイヤが装着され、B-Mobilityで初走行を披露したよ。取材に駆け付けたフジテレビのニュースでも取り上げられたんだ。
B-Mobilityでは速度規制もあり、高速走行はできないけれど、レースでは行動の制限速度を守りながら、時速100㎞以上の速さで走行する場所もあるよ。太陽の力で走るのにすごいね!

東海大学の新型ソーラーカーお披露目の様子

お披露目の後は、新型ソーラーカーの前でパチり。車体はなんと140㎏!

B-Mobilityのガレージで車両のセッティングをする様子

東海大学の新型ソーラーカーがB Mobilityで走行する様子

ソーラーカーといえば未来のクルマのイメージがあるけれど、市場規模は増えているよう。世界中で環境規制が進むなか、ソーラーカーは持続可能なモビリティの可能性を広げる存在として、期待されているよ。
ブリヂストンが2031年まで協賛を続けるBWSCの舞台。そこで磨かれたソーラーカーやタイヤの技術によって、究極のサステナビリティを実現するモビリティが普及するのもそう遠くないかもね!

それでは、またね~。
BWSC開催概要とみどころ
■主な動力源は太陽光
■レース会場は公道
公道を走行し、一般車とも並走するので、交通ルールをしっかり守ります。また、約3000㎞を縦断できる耐久性と安全性も求められています。
■一日の走行時間は9時間のみ(8:00~17:00)
決められた走行時間の17時ちょうどに宿泊場所に着くことはないので、参加者は砂漠であろうとテントを張って自給自足で過ごさなければなりません。それを5日間続けるという過酷なレースです。

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