「安全はすべてに優先する」
安全は私たちブリヂストンの企業経営の基盤であり、「良いビジネス体質を創る」ための大前提です。「最高の品質」のものをお客様に提供するには、まずは「パーフェクトな安全」を実現すること。グループグローバル共通の安全宣言「安全はすべてに優先する」に基づくブリヂストングループの安全への考え方や、各現場での取り組みをご紹介します。
安全の確保はすべての企業活動の大前提
ブリヂストンの安全宣言
「安全はすべてに優先する」。ブリヂストンは、2003年に安全宣言を制定、安全の確保をすべての企業活動の前提に置き、企業理念体系において絶対基盤と位置付けています。
2005年、栃木工場火災の反省を踏まえ防災の観点を加え、2013年に現在の安全宣言の形にリファイン、グループグローバルに展開しました。「誇りをもてるパーフェクトな安全」の実現に向け、ブリヂストングループ共通の安全活動として、「3S(整理・整頓・清掃)」「KY(危険予知)」「RA(リスクアセスメント)」「安全ルール」を規定し、全ての職場で一人ひとりが実践しています。
「安全はすべてに優先する」。ブリヂストンは、2003年に安全宣言を制定、安全の確保をすべての企業活動の前提に置き、企業理念体系において絶対基盤と位置付けています。
2005年、栃木工場火災の反省を踏まえ防災の観点を加え、2013年に現在の安全宣言の形にリファイン、グループグローバルに展開しました。「誇りをもてるパーフェクトな安全」の実現に向け、ブリヂストングループ共通の安全活動として、「3S(整理・整頓・清掃)」「KY(危険予知)」「RA(リスクアセスメント)」「安全ルール」を規定し、全ての職場で一人ひとりが実践しています。
安全5大リスクと意識・技術・仕組み面からのリスク低減
過去に起きた災害の要因分析から、ブリヂストングループにおいて、重篤・重傷災害につながる可能性のあるリスクを「安全5大リスク」と定義し、意識・技術・仕組み面からリスク低減・災害の未然防止を図っています。
2013年の安全宣言リファイン後、グローバル共通の安全活動を強化してきました。意識面では、従業員の安全意識や工場の安全体質を定量的に評価する「安全成熟度評価」を導入し、課題の見える化と改善を図っています。今年から対象を販売や物流拠点に拡大し、バリューチェーン全体での安全確保に取り組んでいきます。
また、技術面では、グローバルの設備安全規格を生産設備を管轄する部門と共同で整備するとともに、AI技術を活用した設備挟まれ/巻込まれ対策の実証も進めています。そして、仕組み面では、先述の安全5大リスクを中心に災害の未然防止に必要な安全要件をグローバルで標準化し、安全を確保しています。
また、技術面では、グローバルの設備安全規格を生産設備を管轄する部門と共同で整備するとともに、AI技術を活用した設備挟まれ/巻込まれ対策の実証も進めています。そして、仕組み面では、先述の安全5大リスクを中心に災害の未然防止に必要な安全要件をグローバルで標準化し、安全を確保しています。

安全な職場の実現には、意識・技術・仕組み面からのアプローチが不可欠です。一人ひとりの安全意識の醸成、リスク低減のための安全技術開発、構築した仕組みの浸透・徹底をSBUの皆さんと連携して進めています。
((株)ブリヂストン 安全・防災・環境部門 G安全・防災戦略企画・技術部長 野田 尚宏さん)
目指すべき安全活動
共通安全ルール
過去に国内工場で発生した重篤災害18件の発生原因を整理したところ、共通している要因がありました。これらを具体化したものが8つの共通安全ルールです。職場に来て命を落とすことは絶対にあってはならないことです。同じ災害を二度と起こさないために、一人ひとりが共通安全ルールのできた背景を理解し、自ら実践しましょう。また、各事業所では、この共通安全ルールに加え、過去に発生した災害を繰り返さないために、作業リスクに応じて事業所毎の安全ルールを制定しています。
過去に国内工場で発生した重篤災害18件の発生原因を整理したところ、共通している要因がありました。これらを具体化したものが8つの共通安全ルールです。職場に来て命を落とすことは絶対にあってはならないことです。同じ災害を二度と起こさないために、一人ひとりが共通安全ルールのできた背景を理解し、自ら実践しましょう。また、各事業所では、この共通安全ルールに加え、過去に発生した災害を繰り返さないために、作業リスクに応じて事業所毎の安全ルールを制定しています。

職場における設備や作業に潜むリスク(危険源)を特定し、定量的な評価結果に基づいて対策の優先付けを行います。こうしてリスク低減を図る活動をRAといいます。この取り組みを通じて設備的なハード対策を実施していますが、ハード対策だけではリスクを排除できない場合もあります。パーフェクトな安全に向けて、一人ひとりが職場のリスクをしっかりと認識し、共通安全ルールに基づく行動を実践しましょう。
((株)ブリヂストン G安全・防災推進課長 日髙 敬介さん)
ハード対策へのこだわり
リスク低減の種類は大きく2種類あり、安全柵や安全装置を設置するなど工学的な対策を講じるハード対策と、作業標準の策定や教育の実施など管理的な対策を行うソフト対策に分かれます。もちろん両方の対策を実施しますが、人は心理状態の変化などで間違った行動をしてしまう可能性があるため、ブリヂストンでは、ハード対策からリスク低減を進めています。
リスク低減の種類は大きく2種類あり、安全柵や安全装置を設置するなど工学的な対策を講じるハード対策と、作業標準の策定や教育の実施など管理的な対策を行うソフト対策に分かれます。もちろん両方の対策を実施しますが、人は心理状態の変化などで間違った行動をしてしまう可能性があるため、ブリヂストンでは、ハード対策からリスク低減を進めています。

ハード対策へのこだわりは、ブリヂストンのRAの大きな特徴です。パーフェクトな安全の実現を目指し、RAをベースとした改善に引き続き取り組んでいきます。
((株)ブリヂストン G安全・防災戦略企画・技術部 柴﨑 広樹さん)
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