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性能を測る“ものさし”をお客様と共につくるタイヤの「すり合わせ評価」

お客様の安心・安全な移動を支えるため、日々、新しいタイヤの開発を続けるブリヂストン。新しい商品がお客様の求める性能を満たしているのか、同じ目線で評価するためには、“ものさし”をつくる必要があります。その“ものさし”をつくるべく、お客様にもタイヤの感触を確認してもらい、「現物現場」で共に議論をする「すり合わせ評価」という取り組みがあります。今回は、北海道・士別市にあるプルービンググラウンド(以下、HPG)を拠点として行われた、すり合わせ評価の模様をお伝えします!

実際の路面を走行し、データの収集と挙動の確認

今回のすり合わせ評価は、日頃からブリヂストンのスタッドレスタイヤをご利用いただいているエア・ウォーター物流(株)様(以下、エア・ウォーター)ご協力のもと、実施されました。評価用のタイヤを装着したトラックで実際の路面を走行。エア・ウォーターのドライバーさんに車両の挙動と運転時のフィーリングなどを確かめていただきました。

運転中の各データを取得するため、トラックには測定器を積んでいます。エア・ウォーターのドライバーさんの隣に同乗するのは、(株)ブリヂストン 実車試験部の加藤 伸二さん。走行中の運転操作や車体の挙動について、感覚をすり合わせていきます。

定量的なデータとドライバーならではの感覚をすり合わせ

走行後は、エア・ウォーターの関係者や(株)ブリヂストンの実車試験部に加え、車両の挙動解析を行っているソリューション開発第1部、新商品の開発を進めるタイヤ開発第1部門、そして、ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株) 北海道エリア ソリューション推進部、北海道技術サービス部のメンバーが集まり、討議を行いました。走行中の測定データをお互いに見ながら、ブリヂストンからドライバーさんへ「この地点では車体にこういう挙動が見られましたが、運転中に気になった点はありましたか?」などの細かい確認をしていきます。客観的かつ定量的なデータと、ドライバーさんにしかわからない感覚のすり合わせを進め、性能を測る“ものさし”を一緒につくりあげていきます。
この日は朝から夕方まで、計3本の走行を行いました。今回のすり合わせ評価でつくりあげた“ものさし”をベースにして、ブリヂストンは新しいタイヤの開発を続けていきます。
お客様にも伝わる「品質へのこだわり
今回、すり合わせ評価にご協力いただいたエア・ウォーター様にブリヂストンについて聞いてみました。
田野さん ブリヂストンのスタッドレスタイヤは当社ではもう数十年使っていますが、特に私がいる苫小牧の拠点では、ブリヂストンだけを装着しています。他の拠点では他社さんのタイヤを併用しているところもありますが、ドライバーからは「やっぱりブリヂストンが一番」という声が多いです。

鈴木さん ブリヂストンのタイヤなら、冬場も信頼して走れます。カーブなどで違いがはっきりとわかるのですが、「安心して曲がれる」と感じることが多いですね。ブリヂストンの「品質へのこだわり」を感じます。

田野さん また発進のときのストレスが少ない、という声も多いですね。冬場の凍結した路面では、タイヤがしっかりと路面を噛まないとスムーズに発進できないのですが、その心配がなく走り出せます。信号待ちの後の発進でも後続車を待たせることが少ないので、これがドライバーにとっては大きなストレスの軽減になります。

鈴木さん 長距離運転では「何も考えずに走れる」というのがとてもありがたいです。

田野さん ブリヂストンの技術サービス担当者は、タイヤの個性や技術的なことなど、普段からいろいろな話をしてくれます。頻繁に営業所に顔も出してくれますし、一生懸命対応してくださっています。また、ブリヂストンにはぜひ“魔法のタイヤ”を作ってほしいです。タイヤの種類によってブレーキ性能や耐久性能など、それぞれが長けている部分があると思います。それら個々の性能が全て100%を満たすような、そんなタイヤを作っていただけたらいいなと思います。

鈴木さん 実は私はプライベートでは他社製のタイヤを履いてるのですが(笑)、奥さんと子ども達には絶対にブリヂストンのタイヤを履かせるようにしています。普段、運転に慣れている私はともかくとして、家族の安心・安全は絶対ですから、譲れないこだわりにしています。

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