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サーキット走行体験を開発に生かしたい

 ブリヂストンは、昨年にモータースポーツ活動60周年を迎え、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化しています。レースを「走る実験室」として極限の条件で技術を磨き、市販用タイヤ開発へ繋げていく一方、モータースポーツ文化を支える活動も強化しています。その活動の1つに、2022年から始まった「POTENZA Circuit Challenge(PCC)」があります。PCCは、サーキット初⼼者が、より気軽にモータースポーツを体験できる、参加型走行イベントで、運転免許があればどなたでも参加できます。今回は、従業員招待イベントの抽選で見事当選した、(株)ブリヂストン補強材技術研究・戦略課の宗川さんにお話を伺いました。

PCCの講師を務めたプロドライバーの方々。左からジムカーナシリーズチャンピオンのユウ選手、スーパー耐久で活躍する山田選手、SUPER GTで活躍する堤選手、GR86BRZCUPで活躍する久保選手

ブリヂストンのタイヤの凄さを体感したくて

Arrow編集部 宗川さんは、4月に(株)ブリヂストンに入社されたばかりだと伺いました。体験してみていかがでしたか?

宗川さん そうなんです。実は、11月1日に配属されたばかりなのですが、タイヤ関連の研究開発職に携わる身として、ブリヂストンのタイヤの凄さを体感しておきたいと思い応募しました。
サーキット走行は初めてなうえ、当日は雨で、路面が滑りやすい状態だったので、車をぶつけないか不安でした。でも、いざ走行が始まると、ハンドル操作をした時に想像していたよりも車が素早く曲がり始める感覚があり、車との一体感が感じられ、驚きました。また、コーナーリング中にアクセルを踏んでも横滑りする感覚がほとんどなく、安心して走ることができました。グリップ性能の高さゆえだと思います。入社前からブリヂストンの技術力は高いと知っていましたが、今回改めてそれを肌で感じられました。

宗川さんがレンタルしたトヨタのGRスープラ

Arrow編集部 ブリヂストンのタイヤ性能の高さを体感できたんですね!サーキット走行では、走行タイムも計測されたようですが、結果はいかがでしたか?

宗川さん コースを1周走り切るタイムは最も速いときで1分5秒、25台中18位という結果でした。次回参加することがあれば、もっと順位を上げたいですね。順位はイマイチでしたが、走る楽しさを感じられ、いい経験になりました。

Arrow編集部 まさに「走るわくわく」ですね!今後どのように開発業務に生かせそうでしょうか。

宗川さん スポーツ走行することによってクルマとタイヤの挙動を知ることができたのは、貴重な経験でした。
また、研修でも学んだお客様目線での製品開発の重要性を再認識しました。より良い商品を生み出すためには、技術力を高めるだけではなく、その技術力が商品として形になった際に、お客様がどのように感じるのかを考えることが大切だと思います。今後は、お客様のフィードバックを積極的に取り入れ、現場での体験を基にした開発を心掛けていきたいです。

Arrow編集部 最後に、これからPCCに参加しようか迷っている従業員の方にメッセージをお願いします。

宗川さん モータースポーツをやりたいけれど、始めるきっかけがない方にぜひおすすめです!単独で走行するので、安心してサーキットを走れますし、車もレンタルすることも可能です。私は今回、トヨタのGRスープラをレンタルさせてもらいましたが、街中でよく見かけるコンパクトカーで参戦されている方も多くいらっしゃいました。参加を迷われている方がいれば、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

サーキットを単独走行でき、タイムで順位を競う初心者向けのクラスがあるのはPCCならでは。

ブリヂストンは、さまざまな活動を通じて、これからもモータースポーツ文化を支えていきます。

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コメント(4)

ブリザックさん

ラーマン山田がいるーwww無事に終わったのだろうか笑?

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ふーはさん

この時はラーマンじゃなくてターザン山田だと思います。きっと・・・。

PCC担当者さん

PCCの時はどちらにもなりますね(笑)

シンチャオさん

自分も参加してみたいと思いました!

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