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「仲間と共にチームで助け合う」 ブリヂストンチャレンジドで杉浦選手の講演会を開催

11月25日、ブリヂストンサイクル(株)が機材サポートを行うパラサイクリスト 杉浦佳子選手が、ブリヂストンチャレンジド(株)(以下、BSCH)の従業員を対象とした講演会を行いました。
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講演会のテーマは、「生きる希望が湧くことば」。杉浦選手が自転車競技中の事故により障害を負ったこと、挫折を乗り越えるため実践したこと、パラサイクリストとして活躍する現在も心掛けていることなどをお話しいただきました。会場には約100人の参加者が集まり、メモを取りながら真剣に聞き入る様子が見られました。
講演中、杉浦選手の「毎日頑張り続けるのって難しいですよね」との問いかけに大きくうなずいたり、「元々運動神経が良かったわけではなく、学生時代の体育の成績は5段階評価で2でした」とのエピソードには驚きの声が上がったりと、温かなコミュニケーションが生まれていました。

参加者からの質問コーナーでも、杉浦選手の回答に共感する声が上がりました。その一部をご紹介します。
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私は『完璧』を求めすぎてしまうところがあるのですが、杉浦選手は完璧主義になりすぎないよう心掛けていることはありますか?

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以前は「毎日トレーニングをすること」が完璧だと思っていたのですが、頑張りすぎて与えられたメニューをこなせなくなってしまった時がありました。その時コーチに言われたのは、「しっかり休むことの大切さ」です。目標を一緒に考えてくれる人と、まずは低いハードルを設定して、それが達成できたらだんだんハードルを上げていくと良いと思います。上司や同僚の方と話しながら、「完璧」を捉え直してみてもいいかもしれませんね。

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アスリートとして生活を送るなかで、杉浦選手にとってのご褒美はありますか?

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普段は食事制限があるので、お休みの前日にビールを飲むことです!

講演会終了後には杉浦選手と交流する時間も設け、サインに応じていただいたり、パリ2024パラリンピックの金メダルを持たせていただいたりと、最後まで盛り上がりを見せました。

杉浦選手と相棒である自転車「RP9」を囲んで

BSCH代表取締役社長の中根慎介さんは、「杉浦選手がお話しされた『仲間と共にチームで助け合う』などの考え方は、日頃BSCH社員が悩みながらも意識して実行していることでした。杉浦選手からお話しいただくことで、さらに積極的に実践していけるのではないかと、社員たちの反応を見て感じました」と講演会を振り返りました。
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●杉浦選手プロフィール
杉浦佳子(すぎうらけいこ)選手は、静岡県出身、1970年生まれの54歳。
2016年、自転車レース中の転倒により高次脳機能障害が残り、パラサイクリングへ転向。東京2020パラリンピックでは女子ロードタイムトライアルと、個人ロードレースで金メダルを獲得。パリ2024パラリンピックでは、個人ロードレースで連覇を達成。自身の持つ金メダリストの日本最年長記録を更新しました。
ブリヂストンサイクル(株)では、2022年より杉浦選手の機材サポートを行っています。


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