ブリヂストンでの経験が将来につながると信じて
(株)ブリヂストンは、日本経済大学が実施する「ウクライナ避難民学生支援プログラム」に賛同し、人道支援と就業経験の機会提供を目的にインターンシップを実施しています。
今回は調達戦略企画部 戦略企画課で受け入れたボゴダル クハリェンコさんと受け入れ部署の岩城さん、伊佐さんにお話を伺いました。
今回は調達戦略企画部 戦略企画課で受け入れたボゴダル クハリェンコさんと受け入れ部署の岩城さん、伊佐さんにお話を伺いました。
日本での就職を目指して
日本経済大学に留学して3年が経過し、日本語が堪能なボゴダルさん。インターンシップ参加経験も豊富で、4社目となったブリヂストンで取り組んだことを教えてくれました。
また今回は、社内広報課で受け入れたソフィア コロソヴァさんが取材と原稿作成を担当しました!
ソフィアさんが作成した原稿を下記よりご覧ください。
ソフィアさん ブリヂストンのインターンシップが4社目と聞きましたが参加してみていかがですか?
ボゴダルさん 日本での就職を目指して、いろいろなインターンシップに参加してきました。たくさんのことを学びましたが、インターン用のプログラムに参加することしかできず、実際の業務を経験することはできませんでした。なので、今回受け入れてくださった調達戦略企画部 戦略企画課では実際の業務を経験させてもらえるので、毎日が楽しく、勉強になっています。
また今回は、社内広報課で受け入れたソフィア コロソヴァさんが取材と原稿作成を担当しました!
ソフィアさんが作成した原稿を下記よりご覧ください。
ソフィアさん ブリヂストンのインターンシップが4社目と聞きましたが参加してみていかがですか?
ボゴダルさん 日本での就職を目指して、いろいろなインターンシップに参加してきました。たくさんのことを学びましたが、インターン用のプログラムに参加することしかできず、実際の業務を経験することはできませんでした。なので、今回受け入れてくださった調達戦略企画部 戦略企画課では実際の業務を経験させてもらえるので、毎日が楽しく、勉強になっています。
ソフィアさん 調達戦略企画部 戦略企画課ではどのような業務に取り組んでいるんですか?
ボゴダルさん 元々戦略や企画に興味があり、良い企画が立てられたら業務改善につながってチームに貢献できると思い、この部署を志望しました。ここではさまざまな原材料の保管方法を学び、天然ガスの市場分析を行いました。難しい単語や専門的な内容が多いですが、100%理解できなくても、単語を調べながら、少しずつ理解することができました。
ボゴダルさん 元々戦略や企画に興味があり、良い企画が立てられたら業務改善につながってチームに貢献できると思い、この部署を志望しました。ここではさまざまな原材料の保管方法を学び、天然ガスの市場分析を行いました。難しい単語や専門的な内容が多いですが、100%理解できなくても、単語を調べながら、少しずつ理解することができました。
ソフィアさん これまでウクライナと日本で学んできたことは役に立ちましたか?
ボゴダルさん 私は人生の中で経済や政治など多くを学んできました。そしてこれらの理解が、インターンシップで取り組んだ、市場の傾向やさまざまな商品の価格に影響を与える要因などを分析する際に確かに役立ちました。今回のインターシップは、将来の仕事の役に立つ、素晴らしい経験を積むことができたと思っています。
ソフィアさん 私も今回の取材を経験することで広報の仕事がしたくなりました!ボゴダルさんは将来的に調達の分野で働きたいと思いますか?
ボゴダルさん 大学卒業後は日本で働きたいと思っていますが、このような調達分野で働けたら素晴らしいと思っています。
Arrow編集部 インターンシップを通じて、日本で働く経験と実践的な業務経験を積むことができたんですね!この経験を活かして、日本での就職活動頑張ってください!
ボゴダルさん 私は人生の中で経済や政治など多くを学んできました。そしてこれらの理解が、インターンシップで取り組んだ、市場の傾向やさまざまな商品の価格に影響を与える要因などを分析する際に確かに役立ちました。今回のインターシップは、将来の仕事の役に立つ、素晴らしい経験を積むことができたと思っています。
ソフィアさん 私も今回の取材を経験することで広報の仕事がしたくなりました!ボゴダルさんは将来的に調達の分野で働きたいと思いますか?
ボゴダルさん 大学卒業後は日本で働きたいと思っていますが、このような調達分野で働けたら素晴らしいと思っています。
Arrow編集部 インターンシップを通じて、日本で働く経験と実践的な業務経験を積むことができたんですね!この経験を活かして、日本での就職活動頑張ってください!
異なるバックグラウンドから新たな気付きを
インターンシップ終了後、調達戦略企画部 戦略企画課長の岩城さんと、指導社員を務めた伊佐さんに受け入れ部署として取り組まれたことを伺いました。
Arrow編集部 まずは今回のインターンシップ受け入れに手を挙げられた経緯を教えてください。
岩城さん このインターンシップは通常のインターンシップとは異なり、外国の方に来ていただける貴重な機会です。バックグラウンドの異なる方を受け入れることで組織に多様性が生まれ、新たな視点での学びを得ることができると思い、手を挙げました。またこのような特別な経験をすることで、指導社員を務めてくれた伊佐さんをはじめ、他の従業員たちの成長にもつながったと思っています。
岩城さん このインターンシップは通常のインターンシップとは異なり、外国の方に来ていただける貴重な機会です。バックグラウンドの異なる方を受け入れることで組織に多様性が生まれ、新たな視点での学びを得ることができると思い、手を挙げました。またこのような特別な経験をすることで、指導社員を務めてくれた伊佐さんをはじめ、他の従業員たちの成長にもつながったと思っています。
Arrow編集部 実際に留学生を受け入れてみていかがでしたか?
伊佐さん 初めて指導社員を務めることになったのですが、新入社員や日本人ではなく「ウクライナ人留学生」に指導するということで、受け入れ前は不安もありました。ですが実際にボゴダルさんと接してみると、何かを学びたいという積極的な姿勢が印象的で私自身もたくさん学ぶことができました。見学中や打合せ中でも、疑問に思ったことをためらわずに質問してくれる姿勢が良い意味で日本人とは違っていて新鮮でした。
伊佐さん 初めて指導社員を務めることになったのですが、新入社員や日本人ではなく「ウクライナ人留学生」に指導するということで、受け入れ前は不安もありました。ですが実際にボゴダルさんと接してみると、何かを学びたいという積極的な姿勢が印象的で私自身もたくさん学ぶことができました。見学中や打合せ中でも、疑問に思ったことをためらわずに質問してくれる姿勢が良い意味で日本人とは違っていて新鮮でした。
岩城さん 確かにいつでもどんなときでも質問してくれたね。普段仕事をしていると効率や生産性を意識してしまいますが、彼の純粋な質問からは、周りも「ハッ」とされるようなものもあり、たくさんの気づきを得ることができました。
Arrow編集部 ボゴダルさんの積極的な姿勢が新鮮な刺激になったんですね!インターン期間中にボゴダルさんが担当された業務について詳しく教えていただけますか?
伊佐さん グローバル統括調達部門は原材料や設備などを調達する部門ですが、戦略企画課では原材料の購入金額や在庫状況を管理するなど、部門の横串機能を担っています。今回ボゴダルさんには、原材料購入金額に関わる「天然ガスの直近の動向と分析」を課題として取り組んでいただきました。これまで天然ガスの価格分析は政治や経済の動向を起点に分析していましたが、ボゴダルさん自身で課題を見出し、調査を重ねることで、「欧州における発電量の半分弱が風力発電であること」「風力発電量が減ると天然ガスの発電量が増えるという逆相関の関係にあること」をまとめ上げてくれました。最終的にはマネジメント報告資料にも載せることができる素晴らしいレベルのアウトプットを出してくれたんです。
Arrow編集部 難しそうな課題ですが、非常に高いレベルのアウトプットを出すことができたんですね!それだけの成果を上げることができたのは何か理由があるのでしょうか?
岩城さん 真面目な性格というのもあったかと思いますが、ちゃんと話を聞いて、納得できるまでたくさん質問をして、何をすればいいのかを自律的に考えてくれたことが一番だと思います。2週間という限られた期間でしたが、「何かを得たい」という貪欲さがとても伝わってきました。
伊佐さん 彼の個性を引き出すことのできるテーマに取り組んでいただきたいと思い、この課題を設定しましたが、期待以上のアウトプットを出してくれて、自分のことのように嬉しかったです。ボゴダルさんは日本で就職したいと言っていたので、この経験が自信になってくれればうれしいです。
岩城さん そうだね。伊佐さんが準備してくれたプログラムを通じて、ボゴダルさんの将来につながってくれていると信じています。
Arrow編集部 ボゴダルさんの積極的な姿勢が新鮮な刺激になったんですね!インターン期間中にボゴダルさんが担当された業務について詳しく教えていただけますか?
伊佐さん グローバル統括調達部門は原材料や設備などを調達する部門ですが、戦略企画課では原材料の購入金額や在庫状況を管理するなど、部門の横串機能を担っています。今回ボゴダルさんには、原材料購入金額に関わる「天然ガスの直近の動向と分析」を課題として取り組んでいただきました。これまで天然ガスの価格分析は政治や経済の動向を起点に分析していましたが、ボゴダルさん自身で課題を見出し、調査を重ねることで、「欧州における発電量の半分弱が風力発電であること」「風力発電量が減ると天然ガスの発電量が増えるという逆相関の関係にあること」をまとめ上げてくれました。最終的にはマネジメント報告資料にも載せることができる素晴らしいレベルのアウトプットを出してくれたんです。
Arrow編集部 難しそうな課題ですが、非常に高いレベルのアウトプットを出すことができたんですね!それだけの成果を上げることができたのは何か理由があるのでしょうか?
岩城さん 真面目な性格というのもあったかと思いますが、ちゃんと話を聞いて、納得できるまでたくさん質問をして、何をすればいいのかを自律的に考えてくれたことが一番だと思います。2週間という限られた期間でしたが、「何かを得たい」という貪欲さがとても伝わってきました。
伊佐さん 彼の個性を引き出すことのできるテーマに取り組んでいただきたいと思い、この課題を設定しましたが、期待以上のアウトプットを出してくれて、自分のことのように嬉しかったです。ボゴダルさんは日本で就職したいと言っていたので、この経験が自信になってくれればうれしいです。
岩城さん そうだね。伊佐さんが準備してくれたプログラムを通じて、ボゴダルさんの将来につながってくれていると信じています。
フェアウェルパーティーでの様子や、岩城さん、伊佐さんへの取材を通して、少しでも多くの学びを得ようと真剣に取り組んだ様子が伝わってきたボゴダルさん。
この経験を活かして日本での就職を実現させ、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!
この経験を活かして日本での就職を実現させ、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!
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