【こんにちはアローです!】ビジネスの起点は現場にあり

今回はブリヂストンタイヤサービス東日本(株)・西日本(株) 代表取締役社長の仲村さんにお話を伺います。
「こんにちは仲村さん、今日はよろしくお願いします!」
ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株)
専務取締役
兼 ブリヂストンタイヤサービス東日本(株)・西日本(株) 代表取締役社長
仲村 克則さん
広島県出身。2002年に(株)ブリヂストンにキャリア入社し、消費財営業、生産財商 品企画を経験。2011年からはブリヂストンタイヤジャパン(株)(現 ブリヂストンタイ ヤソリューションジャパン(株))へ。生産財ブロック統括、生産財マーケティング本部長、常務執行役員を経て、2022年にブリヂストンタイヤサービス東日本(株)、ブリ ヂストンタイヤサービス西日本(株) 代表取締役社長に就任。2024年1月から現職。
- 趣味・特技
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スポーツ観戦(特に野球)
広島出身で家族の影響もあり、地元広島の野球チームを応援しています。球場で見る野球の雰囲気が好きで子どもとよく観に行っていましたが、それが家族との共通の趣味となり、今でも休日には、最寄りの球場まで観戦に行きます。
- リフレッシュ方法
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オンオフの切り替えを徹底
私の場合、良い仕事はオンとオフの切り替えをすることで実現できると考えており、若い時から実践してきました。「業務時間中は仕事に全力を尽くす」「業務時間外や休日は仕事を一切忘れ、プライベートを充実させる」ことで、頭が切り替わりリフレッシュできると一緒に働くメンバーに話しています。
- これまでの人間関係
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人との出会いを大切に
学生時代から今に至るまで出会った人との縁を大切にしてきました。今まで出会った方々には人生の節目で助けられたり、学んだりすることが多くありました。自分一人でできる事には限界があると実感しています。仕事で関わった方々とは定期的に近況報告・情報交換をし合い、関係を構築してきました。また、学生時代の友人や前職の同僚とはお互い忙しくなかなか会えない期間もありましたが、関係が切れないように意識的に連絡を取り合っています。思わぬところで接点が見つかることもあり、仕事上での新たな関係構築にも繋がっています。
- 愛用しているブリヂストン商品
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自転車
子どもの頃から「ブリヂストン=自転車」というイメージがあり、意識はしていませんでしたが自然とブリヂストンの自転車を使っていました。入社後は、家族全員で1台ずつ保有するヘビーユーザーになり、耐久性・実用性・機能性など品質の高さを実感しています。家族の成長に寄り添い続けてきたアイテムです。
- ご自身の性格を一言で表すと?
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普段は温厚、仕事はスピード重視
私を知る人からは、普段は温厚でよくしゃべるタイプだと言われます。一方、仕事に関しては、結果に近づけていくために、目の前の課題にスピード感を持って一つひとつ確実に進めていくタイプだと思っています。基幹職になってからは、自分のスピード感だけを意識するのではなく、周りの方々のペースにも配慮しながら業務にあたるようにしています。
ご自身の人生におけるターニングポイントを教えてください。
基幹職に昇進したタイミングで、お客様に近い販売現場でのマネジメントを経験させていただいたことです。ブリヂストン入社後は、商品企画やマーケティングなどを担当してきましたが、企画した商品の魅力や価値が販売現場を通じてお客様にどう伝わり、ビジネスにどう影響しているのかが分からず、不安を感じていました。もっと現場に近いところでビジネスの本質を学ぶ必要があると考えていたなかで、販売現場でマネジメントを経験する機会を頂き、さまざまなお客様や販売現場の声に接することで、従来から感じていた不安を払拭するきっかけとなりました。

仕事をする上で、意識していることを教えてください。
「現状に満足しない」「今よりも必ず良くする」そのために「何事にも全力で結果を出す」ことにこだわっています。これまでを振り返ると、幸いにも成長が期待できるチャンスがいくつもあり、挑戦することで道が開けてきました。社長の立場となった今は、従業員の皆さんに「たとえ小さなことでも業務に課題感を持ちその解決に向け全力でチャレンジしてほしい」「そのなかで成功や失敗を繰り返し、成長を実感できる機会をつくってほしい」と話しています。
経営において、大切にしていることを教えてください。
1つ目は、「お客様・販売現場」を起点に情報を正しく理解し、環境変化に合わせてスピーディーかつ適切な判断をすることです。現場で直接お客様から聞く声の中には、ビジネスのヒントや答えが必ずあります。今の立場になって4年目になりますが、毎月店舗とお客様の元に足を運び、経営者含め多くのお客様と直接お話することで、正しい判断力を身に着けられるよう意識しています。
2つ目は、経営の立場として、目的とゴール、そしてその方向性を従業員に分かりやすく明示し、それを短期間でブラさないことです。全員が同じ方向に向かって取り組むことが重要です。そのために、研修・方針説明会・イントラネットなどを通じ、従業員の皆さんに会社としての方針・成果・課題を定期的に共有する場を作っています。

今後のブリヂストンタイヤサービス東日本(株)・西日本(株)の展望を教えてください。
私たちが扱う生産財タイヤの需要を左右する輸送業界は、従来から顕在化していた「安全運行」「経費削減」「環境対応」の3つの課題に加え、「労務環境の改善」や「ビジネスの効率化」など「物流の2024年問題」に起因する新たな課題に直面し、今までにないスピードで変化を遂げています。この変化をビジネスチャンスと捉え、当社の強みである「ソリューション提案力」「メンテナンス力」「ネットワーク力」それぞれの品質を高め、最適に組み合わせることで、顧客価値を最大化し、成熟市場の中で確実に成長していきます。

最後に従業員の皆さんへのメッセージをお願いします。
これまで全員・全力で取り組んできたソリューション提案は、多くのお客様から好評を頂いています。その結果、2024年は、需要が伸び悩むなか、過去最高レベルの売上収益を実現できました。また、お客様を訪問した際には「安全かつ時間通りに物を運ぶことができるのはブリヂストンさんのおかげです」と感謝の言葉を頂くことが増えました。これは、販売現場の皆さんが日頃からお客様に誠実に向き合っているからこそ。今後も、従業員一人ひとりが、今の真摯な取り組み姿勢を忘れず、日本の物流業界の足元を支えていることに誇りを持ち続けましょう。そして皆さんが働きやすい、やりがいの持てる、もっと活気の溢れる会社にしていきましょう。

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