ファイアストンが設立125周年を迎えました

2025年8月3日、ファイアストンが設立125周年を迎えました。

創業者　ハーベイ・ファイアストンが、1900年8月3日にアメリカ・オハイオ州でファイアストン・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーを設立。ハーベイは当時、今後自動車が広く普及することを予見し、それに不可欠なタイヤの需要も大きく伸びることを見据え、タイヤ製造に事業の軸足を置きました。その後は北米における自動車タイヤ最大のサプライヤーとなり、世界各国に工場と販売店網を構えるグローバル企業となりました。ブリヂストンが1988年にファイアストン社を買収した以降も、伝統あるファイアストンブランドとして、商品・サービスを展開しています。

ブランド、商品力、チャネルを強みに再強化
設立125周年を機に、ファイアストンは、“Since 1900　「変化をチャンスへ」“をテーマに、「NTT INDYCAR® SERIES（以下インディカー・シリーズ）」をはじめとしたモータースポーツとの連携を再強化することでブランド力の向上を図ると共に、新商品投入を含め、「断トツ商品」強化を推進していきます。

ブランド
インディカー・シリーズなどと連携した記念イベントを開催し、さらなるブランド力の向上を図ります。
インディカー・シリーズは北米最高峰の伝統あるフォーミュラカーレースで、シリーズを代表するレース「インディ500®」の第１回開催は1911年まで遡ります。その記念すべきレースの勝者はファイアストンタイヤを装着しており、その後も勝利を重ねてきました。ブリヂストンはシリーズの独占タイヤサプライヤーとして、ファイアストンブランドのタイヤを供給しレースを支え、今年は独占供給26年目を迎えました。
2026年5月24日の第110回インディ500®開催時には、特別な記念イベントも予定しています。

商品力強化
既存商品のサイズ展開を拡大する他、2026年からは商品設計基盤技術「ENLITEN®」搭載の新商品も拡充していく予定です。

チャネル
ファイアストンブランドのチャネルは、全米に直営小売店網「Firestone Complete Auto Care」およびファイアストンディーラーなど、約2,200店舗を展開しファミリーチャネル比率が8割を超えています。こうした強みを生かしながら、新ファミリーチャネルの構築を推進しています。


125周年を記念し、2026年8月まで、記念行事や、新商品の発売や体験型イベントがアメリカを中心に開催されます。
「The Firestone Journey」と題した従業員向けの移動型展示会では、北米に加え、欧州のベルギー、中南米のコスタリカ、ブラジル、メキシコも巡り、ファイアストンがアメリカ社会に与えた影響を貴重な史料をもとに紹介していく予定です。

125周年特設サイトでは、ファイアストンのこれまでの歩みをご紹介しています。
ぜひご覧ください。
The Firestone Journey