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「POTENZA RE-71RS」への愛が止まらない! アメリカからの熱いメッセージ

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「POTENZA」ストリートラジアル史上最速へのこだわりから生まれた「RE-71R」の系譜を受け継ぎ、さらなる最速へのあくなき挑戦から生まれた「POTENZA RE-71RS」(以下、「RE-71RS」)。「POTENZA」ブランドのなかでもサーキットを走るようなリアルスポーツを楽しみたい方向けのタイヤで、モータースポーツ用タイヤ開発で培った技術を駆使し、サーキットで鍛え抜かれたドライグリップが特徴です。

アメリカでの発売から約4年が経過した今でも、同国内におけるOne Lap of America※1やSCCA※2が主催するさまざまなレースイベントなどで、上位入賞車両の大半が「RE-71RS」を装着しています。例えば、9月に行われたSCCA National Championshipsというレースでは、全41カテゴリーのうち、32のカテゴリーで「RE-71RS」装着車両が3位以上に入賞。その圧倒的な性能の高さが、多くのドライバーからの絶大な支持につながっており、実際のレースでもしっかりと結果を残しています。今回は、「RE-71RS」を愛するアメリカの仲間たちから、このタイヤについて熱い想いを語ってもらいました!

※1 One Lap of America:北米のタイヤ小売業者であるTire Rack社が主催する耐久レースイベント。参加者はインディアナ州のTire Rack本社からスタート後、1週間にわたって北米大陸を自走しながら各地のレーストラックでタイムトライアルに参加し、ゴール地点であるTire Rack本社に戻ってくるもので、総走行距離は約3,500マイル(約5,600km)。

※2 SCCA:Sports Car Club of Americaの略で、アメリカにある自動車レースの統括組織。ラリー、オートクロス、ロードレースなど、毎年2,000件以上のモータースポーツイベントを開催しており、65,000人を超える会員が参加している。
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Bridgestone Americas Tire Operations, LLC

Will Robbinsさん

Executive Directorとして、消費財および生産財商品戦略の策定などを担当。市場トレンドや競合他社の動向、お客様からのフィードバックから商品ポートフォリオの健全性を評価し、「断トツ」ポートフォリオの検討を進める。

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Bridgestone Americas Tire Operations, LLC

Todd Chapmanさん

Product Managerとして北米に輸入される新車装着用タイヤの管理と消費財の商品企画を担当。                    

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Bridgestone Americas Tire Operations, LLC

Andrew Pallottaさん

Product PlannerとしてSUVや小型トラック向け消費財の商品企画を担当。担当商品の上市に向けて開発および製造チームと協働。

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Firestone Industrial Products Company, LLC

Peter Lauzonさん

Technical Engineerとして、Air Spring(空気ばね、サスペンションシステム)の設計を担当。             

愛車に「RE-71RS」を装着し、走りを楽しむ皆さん

Arrow編集部 皆さん大のクルマ好きで、普段からアマチュアのモータースポーツイベントに参加されていると伺いました。またそのクルマを支える「RE-71RS」についても愛してやまないと伺いしましたが、いかがでしょうか?

Chapmanさん 初代「Mazda MX-5(日本名:マツダ ロードスター)」に「RE-71RS」を着けて、耐久レースに参加しています。私が参加するレースは短いもので7時間、長いもので24時間走るのですが、だいたいタイヤ1セットで7時間くらい走れるので、毎回、レースでは2~3セットの「RE-71RS」を使用していますね。

Lauzonさん 私は4代目「Mazda MX-5」に装着して、トラックデー※3やタイムトライアルを楽しんでいます。トラックデーには年に10回くらい参加していますね。

※3 トラックデー:「サーキットを楽しむ一日」をコンセプトにしたイベントで、レースとは異なり、参加者が自身の車やバイクでサーキットを走る体験を安全に楽しむことを目的としている。

Robbinsさん 私は「Toyota GR86」と「Honda CIVIC TYPE R」に装着しています。2022年にアメリカで「RE-71RS」が発売されてから約4年間、ずっとこのタイヤを選んでいて、これまでに10セットくらい購入していますよ。Lauzonさんと同じく、トラックデーやタイムトライアル、そしてジムカーナに参加しています。

Pallottaさん 私も「RE-71RS」がアメリカで発売されてから、ずっとこのタイヤを愛用しています。3代目と4代目の「Mazda MX-5」に装着していて、3代目はトラックデーやタイムトライアル用、4代目はレース用と使い分けています。「RE-71RS」を毎年5セットは買っていると思いますね。

Robbinsさんの愛車の1台「Honda CIVIC TYPE R」

愛犬と一緒に愛車の前で笑顔のPallottaさん

アメリカの市場をリードし続ける最高のタイヤ

Arrow編集部 皆さんのクルマと「RE-71RS」への熱い想いが伝わってきました…!このタイヤのどのような点がお気に入りですか?

Chapmanさん 「RE-71RS」の特長の1つは、優れたグリップ力による高い制動性と安心感だと思います。横方向へのグリップ力も高いため、コーナーでの追い越しもよりスムーズに行えます。他のタイヤでは「RE-71RS」のようなグリップ、そして安心感は得られないですね。

Lauzonさん 私はステアリングのシャープさと正確さがとても気に入っています。自分が考えるギリギリの攻めた走りにトライしても、タイヤのグリップが大きく落ち込まず、良い走行タイムにつながる点が魅力的ですね。他のタイヤを履いた経験もあるのですが、ステアリングの精度や、性能の持続力は「RE-71RS」が頭ひとつ抜けていると思います。

Robbinsさん 総合的なバランス性能が優れていますね。高いグリップ力を持ちながらも、挙動が予測しやすいため、アマチュアドライバーでもクルマの能力を発揮しやすいと思います。また、アメリカでは「RE-71RS」がレース用タイヤの市場をリードしている状況が続いています。多くのファンからも高い支持を得ている証拠ですね。

Pallottaさん 一言で言うと、「簡単に速く走れる」ことが最高です。さまざまな路面やコンディションでも安定して性能を発揮するのに加えて、耐摩耗性も優れているので性能が長く持ちます。私も他のタイヤと比較したことがありますが、タイヤを「RE-71RS」に替えただけで、特に何も意識せず、走行タイムが数秒縮まったときは本当に驚きました。

レーシングスーツに身を包むChapmanさん

真剣な眼差しのRobbinsさん

レースで良い結果を残すための最適な選択肢

Arrow編集部 実際に参加されたレースでも「RE-71RS」が良い結果につながっているのでしょうか?

Chapmanさん 以前に参加したあるレースでは、「RE-71RS」の抜群のグリップ力のおかげで、ライバル達が諦めるような場所でも追い越しにチャレンジし、成功することができました。ドライバーにとっては間違いなく、コーナーでより積極的に攻める自信を生んでくれるタイヤです。

Lauzonさん 「RE-71RS」は攻めた走行をしてもクルマの安定した挙動を支えてくれるので、サーキットでいざペースを上げようとする際に、いつも背中を後押してくれていると感じます。一般的なタイヤは徐々にグリップ力が低下しますが、それを感じさせない点も本当に気に入っています。

Robbinsさん 「RE-71RS」は、タイヤ自体が冷えている状態でも温まった状態でも高いパフォーマンスを発揮します。おかげでドライバーはタイヤの温度を気にしすぎることなく、レースに集中することができます。また、以前「Toyota GR86」から「Honda CIVIC TYPE R」に乗り換えてレースに参加した際、乗り慣れていない車だったのですが、「RE-71RS」の安定感のおかげで、高いパフォーマンスを発揮することができました。本当にすごいタイヤです。

Pallottaさん 「RE-71RS」の設計は、キャンバー角※4に制限のある車両に非常に適しています。私が参加しているレースでは、通常の車両や、軽微な改造を施した車両など、キャンバー角に大きな変更が加えられていない車両だけが参加を許可されており、タイヤの実力が結果を大きく左右するため、「RE-71RS」は最適なタイヤの選択肢になります。実際に同じレースでは「RE-71RS」を選ぶライバル達は多いですね。

※4 キャンバー角:車体を正面から見た際に、タイヤが地面に対して、内側や外側にどの程度傾いているかを示す角度

アメリカの多くのアマチュアレーサーが「RE-71RS」を選んでいる

これからも「POTENZA」と一緒に

Arrow編集部 「RE-71RS」をつくっている日本の仲間たちへ、伝えたいことやメッセージがあればお願いします!

Chapmanさん 素晴らしい商品を開発していただき、ありがとうございます!競合他社が新商品を次々と発売するなか、このタイヤは依然としてトップの性能を発揮しています。これからも日本の皆さんやグローバルの仲間たちと一緒に、「断トツ」性能のタイヤを目指していきたいです。

Lauzonさん サーキットで出会う他のドライバーからも、たくさんの素晴らしいフィードバックを貰うのですが、それらの声を聞くたびにブリヂストンの一員であることに誇りを感じています。

Robbinsさん 関係者の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。「RE-71RS」は私がこれまで乗った中で最高のタイヤで、友人たちとのレースを通じてたくさんの特別な思い出を作ることができています。このタイヤはブリヂストンの「断トツ」の技術力を証明するもので、ブリヂストンや「POTENZA」ブランドの新しいファンを生み出す商品だと思います。

Pallottaさん モータースポーツと連携して技術開発を続けていくことはとても大切だと思います。これからのブリヂストンのJourneyもとても楽しみですし、「POTENZA」が市場をリードするタイヤであり続けてくれると信じています。

クルマとモータースポーツ、そして「RE-71RS」を心から愛する皆さん


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コメント(6)

すごくいい記事ですね!さん

こういったユーザーの記事は共感しやすいですし、この製品に携われている方は誇らしい気持ちになれていいなと思います。
ぜひ日本でも同じように社員で社品愛用ユーザーの声を聞いてみるのはいかがでしょうか?
また北米とは違ったご意見、感想などもあると思いますし、なにより身近にユーザーがいることで働いている側も、モチベUPに繋がります。ご検討のほどよろしくお願いいたします。

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ゴイスさん

私もこれからRE-71RSを買ってみようと思いました

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I love RE-71RSさん

アメリカにもジムカーナがあるのですね!日本のタイヤが他国で活躍していてうれしいです!

返信する

ひょうさん

アメリカではメジャーなブランドになってるんですね。日本だとGT選手権はおいておいてスポーツ系ラジアルのカテゴリだとジムカーナはダンロップ、タイムアタックはヨコハマが強いイメージなので、驚きました。

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(株)ブリヂストン 国内モータースポーツオペレーション部さん

「POTENZA RE-71RS」(以下、「RE-71RS」)は、現在は日本でも競技用スポーツ系ラジアルにおいてメジャーなブランドとして認識されています。

実績として、今年の全日本ジムカーナ選手権では、「RE-71RS」を装着できる6クラス中、3クラスは「RE-71RS」ユーザーがチャンピオンを獲得しています。

また「RE-71 RS」は競技専用タイヤではなく、普段も街中で履いていただけるタイヤとして、このような実績を残しており、今は多くのお客様から支持を頂いています。

開発・製造含む各関係者による努力がこうして実を結んでいることを、一人でも多くの従業員の皆さんにも知っていただけますと幸いです。

ひょうさん

丁寧な解説有難うございます。私の認識が世間と異なっていたみたいで大変失礼いたしました。この度は申し訳ございませんでした。

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