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【ブリヂストン創業者・創業の地プロジェクト】今日の久留米を作り上げた石橋 正二郎

6月9日、Global CEOの石橋さんが、筑後中小企業経営者協会(以下、中経協)が主催する講演会に登壇し、ブリヂストンが大切にしている考え方や、創業者石橋 正二郎の足跡、そして久留米とブリヂストンの関わりなどをテーマに講演しました。
今回は、講演会を企画した中経協の皆さんに、講演会の狙いや実際の講演を聞いた感想、そして久留米の皆さんから見た創業者とブリヂストンについてお話をお伺いしました。
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会長

山下 剛司さん

株式会社ベストコンサル
代表取締役

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専務理事

牛島 純一さん

牛島商事合名会社
代表社員

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専務理事

山本 尚臣さん

株式会社筑邦銀行

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常務理事

大藪 成輝さん

堀川トラベルサービス株式会社
代表取締役

講演で感じた仕事への誇りと情熱

Arrow編集部 講演会実施の背景と講演を聞いた感想を教えてください。

山下会長 中経協は地域振興と経済発展を目的とした筑後地域の経営者約500人で構成される団体です。今回、筑邦銀行の執行(しぎょう)副頭取のご発案で、久留米からグローバルに発展したブリヂストンのGlobal CEO、石橋さんにお話を伺えるかもしれないという話があり、中経協に所属する会員にとって願ってもないチャンスだと思い、実現に向けて動き出しました。

大藪常務 ご挨拶のためブリヂストン本社を訪問した際、ブリヂストンの歴史や久留米との関わりについて熱く語っていただき、「会員の皆さん、特に若い経営者にも聞いていただいたら、きっと大きな刺激を与え、元気をもらえるのでは」と確信しました。

牛島専務 講演で特に印象に残ったのは「タイヤは生命を乗せている」という言葉。ブリヂストンのビジネスの本質と仕事への誇りが込められていて心に響きました。

大藪常務 ファイアストンを買収し社風をブリヂストン流に変えていった話には、強い意志と情熱を感じました。

山本専務 久留米の地からグローバルに発展していったブリヂストン。Global CEOから直々に経営哲学や現場への思いを聞くことができ、参加者にとって本当に貴重な機会になりました。

身近な存在であるブリヂストン

Arrow編集部 皆さんにとってブリヂストンは身近な存在だったとお聞きしました。

山下会長 そうなんです。久留米で育った私たちも、実は幼い頃からブリヂストンにお世話になっていたというのを大人になってから気づきました。子どもの頃は夏になると、石橋文化センターにあったペリカンプールで遊んでいました。そこで借りた浮き輪が真っ黒だったのですが、後に「あれはブリヂストンのタイヤチューブだったんだ」と気づきました(笑)。

牛島専務 私の家は石橋迎賓館のすぐ目の前にありまして、子どもの頃、キャッチボールで敷地に入ったボールを取りに入らせてもらったことも。それくらいブリヂストンは私の人生において、身近な存在でした。

大藪常務 当社の関係会社であるバス会社は、ブリヂストンのタイヤを使っています。リトレッドタイヤの開発など早くからサステナブルな取り組みをされていて、その姿勢も尊敬しています。

山本専務 私は北九州の出身ですが、世界のブリヂストンが久留米発祥という事実を福岡県民として誇らしく思います。

ペリカンプールで泳いだ思い出は、皆さんの記憶に今も色濃く残っているそうです

久留米とブリヂストンのこれから

山下会長 もし石橋 正二郎氏がいなかったら、ブリヂストンという企業がなかったら、果たして今の久留米はどうなっていたのか…。経済的な影響はもちろん、文化的な側面でも私たちの生活に根付いていて、その大きさを改めて実感しているところです。私たち久留米市民はブリヂストンを愛しています。2031年には100周年を迎えられるので、地元久留米の誇りであるブリヂストンをお祝いできればと思います。ぜひ中経協としても、皆さんと一緒に地元を盛り上げていきたいです。


次回は講演会の発起人である筑邦銀行の執行副頭取にお話を伺います。

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コメント(1)

ふーはさん

こういった社外の人からの受け止め方を理解できる機会はありがたいです!

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