• TOP
  • 記事
  • クルマ好きの学生と自動車業界をつなぐ フォーミュラジムカーナ

クルマ好きの学生と自動車業界をつなぐ フォーミュラジムカーナ

画像
皆さんは「Formula Gymkhana」(以下、フォーミュラジムカーナ)をご存知ですか?学生だけが参加できるジムカーナ※1の全国大会で、車両やタイヤなどは全て、協賛している各メーカーから提供されます。そのため、学生は、大きな費用を負担することなく、大会に参加できます。また、全ての出場者が同じマシンとパーツを用いるため、純粋なドライバーの腕を競うことができるのも特徴の1つです。
※1 舗装された路面に設けられたコースの走破タイムを競う自動車競技のことで、グラスルーツ(草の根)モータースポーツの代表的なもの

競技中の様子。日頃の練習で磨いた運転技術でコースを疾走します

2023年に大学自動車部対抗戦としてスタートしたこのフォーミュラジムカーナですが、2025年からは短期大学や専修学校、専門学校といった文部科学省認定の学校に所属する自動車部や同好会まで参加が認められるなど、着実に活動の輪を広げています。ブリヂストンも、この大会に賛同する企業として、競技用タイヤを提供すると同時に、自動車競技に興味を持っている学生のリクルートの場としても活用しています。11月に行われた大会では、競技経験のある(株)ブリヂストンの内定者4名がリクルーティングのサポーターとして参加しました。フォーミュラジムカーナやブリヂストンについて、内定者という立場でお話してくれましたので、ぜひご覧ください!
画像

伊藤 潤さん

専攻分野:臨床心理学
自動車部での活動内容:ジムカーナやダートトライアルへの参戦を中心に活動                                  

画像

渡邉 海斗さん

専攻分野:ロシア語やロシア地域の国際関係
自動車部での活動内容:ジムカーナへの参戦、車両整備などを担当                             

画像

飯塚 由さん

専攻分野:燃焼工学
自動車部での活動内容:エキマニ(※2)やマフラーの設計の他、静的審査(※3)における書類作成なども担当 
※2 エキゾーストマニホールドの略。エンジンの排気ガスを効率よく集めて排気管へ導く部品
※3 マシンを走らせずに競う競技で、マシンの設計内容や製作コスト、ビジネスとしての魅力を競うもの

画像

有川 慧さん

専攻分野:経済学
自動車部での活動内容:エンジニアのサポートや広報など、ドライバーとしてだけでなくさまざまな分野で活動

クルマやパーツは企業が提供 活発な交流が生まれるきっかけに

Arrow編集部 今日は内定者という立場でリクルーティングのサポートに来ていただきましたが、そもそも皆さんがブリヂストンを志望したきっかけを教えてください!

伊藤さん もともと「グローバル規模で人々の生活を支えたい」と考え、就職活動をしていました。タイヤはモビリティに大きく貢献していますが、ブリヂストンは、業界の中でも高いシェアを誇っており、ブリヂストンで働くことが、世界中の人々の生活を支えることにつながると考えたからです。

渡邉さん 自動車部で「POTENZA」シリーズを愛用していて、商品に良い印象を持っていたことが1番の志望理由です。また、乗用車以外の、鉱山車両や航空機といった乗り物全般に興味があるので、ブリヂストンならこういった分野にも関われるチャンスがあるとも思いました。

飯塚さん ブリヂストンはタイヤメーカーなので、化学や材料といった分野が中心の会社なのかな?という印象を持っていました。ただ、実際に説明会やインターンシップに参加して、機械の分野を学んでいる私でも活躍できる場がたくさんあると思ったので、ブリヂストンを志望しました。

有川さん 自動車業界で働くことが幼少期からの大きな夢だったので志望しました。ブリヂストンはモータースポーツ活動に積極的に関わっていて、その点も非常に魅力的だと思っています。

プロによるデモンストレーション走行、いわゆるデモランに同乗できる2座席をかけて、内定者3名とブリヂストン従業員2名がじゃんけんで対決!結果はブリヂストン従業員が見事(?)勝利!(大人げない…)

Arrow編集部 学生向けのジムカーナの全国大会である「フォーミュラジムカーナ」に対して、皆さんはどのような印象を持っていますか?

伊藤さん 私自身過去に、いろんな大会に参加してきましたが、他の大会では、車両や道具を全て自前で用意する必要がありました。学生さんの中には、全て自前で用意することにハードルと感じる方も多いと思います。一方で、「フォーミュラジムカーナ」は、車両はもちろん、タイヤなども提供いただけるので、参加する敷居が低く、さまざまな学生と交流の機会も生まれ易いのが良いと思います。

渡邉さん 私は昨年と一昨年、現役時代にこの大会に参加したことがありますが、今年は参加者もさらに増え、さらに盛り上がっているなと感じました。改めて、自動車業界に興味を持つ学生が多いことを実感しています。学生と企業が直接交流できるイベントとして、とても良い場だと思いますし、このような機会がさらに増えていけば、自動車業界全体がさらに活性化するのではないかと感じました。

飯塚さん 「フォーミュラジムカーナ」は、みんなが同じ車両で走るところがとても魅力的だと思います。主催者側が同じコンディションで競うことのできる環境を用意してくれるので、参加者が純粋に運転技術のみを競うことができる、公平で素晴らしい大会だと思います。

有川さん 全ての参加者が同じ車両やタイヤを使用するこの大会は、フェアでもありシビアな競争が繰り広げられる場だと感じています。その一方で、リクルーティングの場としても活用されているだけあり、企業と学生の距離がとても近く、各ブースでの交流もとても賑やかです。私自身、学生の皆さんとの交流を楽しみましたし、他のモータースポーツ大会とは異なる刺激を貰うことができました。

車両を整備する学生の皆さん

クルマ好きの学生とつながるリクルーティングの場

Arrow編集部 出場された学生の皆さんとはどのようなお話をされましたか?

有川さん ブリヂストンブースに来てくれた選手と交流させてもらいましたが、学生の皆さんがクルマに強い愛情を持っていることがよくわかりました。また、ジムカーナの全国大会ということもあり、上位入賞を目指す選手たちの緊張感もヒシヒシと伝わってきました。

伊藤さん 大学の後輩選手からは、タイヤの良い点や改善希望点など、いろいろなフィードバックをもらいました。一方で、私が内定者ということもあり、就職活動に関する質問も多かったですね。

渡邉さん 伊藤さんの言うとおり、タイヤに関するさまざまなフィードバックがありました。「グリップ力が高くて良い」という声が多かったです。また、私も就職活動に関する質問をたくさん受けました。

飯塚さん 私は技術系の職種で内定を頂いていますので、技術系志望の学生さんと話す機会が多かったです。就職活動に不安を持っている学生も多く、人事の山中さん、小林さんたちと一緒に彼らのお話を伺うことで、少しでもその不安を和らげることができたのではないかと思っています。学生にとっても、会社側にとっても良い機会になったのではないかなと思っています。

リクルートの場としても盛り上がりを見せた今大会。(株)ブリヂストン 人的創造性向上部門 HRX採用部の山中部長と小林さんも現地で対応しました

出場選手にブリヂストンの販促品を配布する渡邉さん(左)

ブリヂストンもモータースポーツも盛り上げていきたい

Arrow編集部 ちなみに、皆さん自身は、ブリヂストンにどのような印象を持っていますか?

伊藤さん 自家用車のタイヤを「ECOPIA」に替えたとき、以前履いていたタイヤと比べて、静粛性が良くなったのがすぐわかりました。ブリヂストンは、「高性能・高品質」な商品をつくっている会社だと思います。

渡邉さん 私は「POTENZA」愛用者ですが、「BLIZZAK」も使用したことがあります。共通して感じるのは、どんなコンディションでも安定して高いパフォーマンスを発揮してくれる点です。特に「POTENZA」はタイヤの剛性が非常に高く、高速走行時の直進性や、旋回性に優れていると思います。

飯塚さん プレミアムタイヤの分野で特に強いイメージです。モータースポーツにも積極的に参画していて、タイヤ業界では圧倒的な存在感があると思います。実家のミニバンに「REGNO」が装着されていたのですが、滑らかな乗り心地で、まるで「浮いている」みたいだなと思っていました。

有川さん 一般的な乗用車から産業車両用のタイヤまで、優れた技術力を活かして高い品質のものをつくっている印象です。私はまだマイカーは持っていませんが、「どのタイヤを履かせようか」と今から悩んでしまう程です。
Arrow編集部 最後に入社後の抱負や、今後の自動車競技についての意気込みを教えてください。

伊藤さん HR(Human Resource)の職能として内定を頂いているのですが、入社後は従業員の方々をサポートできるよう、しっかりと働いていければと思います。また自分はクルマが大好きなので、クルマにあまり興味のない人との懸け橋のような役割を果たせるように頑張りたいです。自動車競技も続けていくつもりですが、特に、ブリヂストンのダート用タイヤがより多くの人から愛用されるよう、良さをアピールしていきたいと思います。

渡邉さん 入社した後も語学の学習を継続し、それを活かして、ブリヂストンブランドの素晴らしさを世界に広めることに貢献したいです。また、他の内定者の方々よりブリヂストンのタイヤに長く接していると思っています。その点も活かしながら、モータースポーツを盛り上げていくことに貢献できたら良いですね。

飯塚さん 設備開発の職能で内定を頂いたので、入社後はバリバリ図面を描きたいです。これまで学んできた知識を活かしながら、新しいこともどんどん吸収して頑張りたいと思いますので、先輩の皆さん、ご指導の程よろしくお願いします!また、入社後は学生時代と同じ様に自動車競技に打ち込むことは難しいかもしれませんが、辞めるつもりはありません。特に今はドリフトに興味があるので、ぜひ挑戦してみたいですね。

有川さん 入社後はグローバルで活躍できる人財を目指していきたいです。ブリヂストンに貢献し、戦力となるために、一生懸命学んでいきますのでよろしくお願いします。また、参加型のモータースポーツにも挑戦していきたいので、仕事だけじゃなく、クルマについても先輩たちにいろいろ教えていただきたいです!

大会後の懇親会の様子。入社前から大活躍だった内定者の皆さん、お疲れ様でした!

アンケートへのご協力をお願いいたします。ご回答内容は今後の記事制作に活用させていただきます。


みんなからのコメント待ってるよ!
コメントする

※「コメントする」を押してもすぐにはコメントは反映されません。
管理者にて確認の上、反映されます。コメント掲載基準については こちら をご覧ください。
尚、投稿者につきましては、管理者でも特定できない仕様になっております。

コメント(0)

ページトップへ戻る