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(アロー君)Global CTOの坂野さん率いるチームが耐久レースに初参戦!第34回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(レース編)

やっほ~。夏も終わりモータースポーツもクライマックスを迎えている今日この頃。
今回は、9月9日(土)に茨城県の筑波サーキットで行われた「第34回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(メディア4耐)」をレポートするよ!メディア4耐は普段モータースポーツの走る楽しさを伝えるメディアの中の人が、クルマの走る楽しさを自ら伝えるべく、レース仕様のロードスターで挑む4時間の耐久レース。初代ロードスターが発売された1989年から毎年行われ、今年で34回目を迎える伝統のレースだよ。

ブリヂストンは、昨年から「Team Bridgestone」というチーム名で従業員が参戦しているんだ。昨年は、入賞目前でガス欠という惜しい結果に。今年はどんなドラマ、どんなレース展開があったのか・・・!

ドライバーはGlobal CTOの坂野さんはじめ、頼もしい5人

今回レースに参加するドライバーは5人。(株)ブリヂストン Global CTOの坂野さんはじめ、常務役員 製品開発管掌の草野さん、そして実車試験部長の宮下さんと実車試験部の安達さん。加えて助っ人ドライバーには、2022年のジムカーナでチャンピオンになったユウ選手も。そして監督はSUPER GTで活躍する立川祐路選手。盤石の体制で4時間の耐久レースに挑戦したんだ。実は、今回のメンバーは7月に現役のSUPER GTドライバーを講師に迎え、この日に向けて練習走行もしていたんだ。さぁ、準備は万端!特訓の成果はいかに!?

左から、草野さん、坂野さん、立川監督、宮下さん、ユウ選手、安達さん

実車試験部の腕前を発揮

スタート時のポジションを決める予選には、実車試験部の安達さんが出場。断続的に雨が降るなか、WETとDRY路面が混在する難しい路面状態だったけれど、安達さんは21チーム中6位でフィニッシュ。入賞圏内のスタートポジションにチームのピットでは大歓声が!何度もこのメディア4耐に出場している他チームの精鋭ドライバーを相手に素晴らしい結果。もしかして、本当に入賞できるかも!とみんな興奮気味。(ドキドキ)

予選を終え、路面状況などの情報を坂野さんに伝える安達さん

いよいよ決勝レース!4時間戦い抜く準備は万端

決勝レースが始まる前、坂野さんと草野さんに意気込みを聞いてみたよ!

坂野さん 7月にアロー君にも見てもらった走行練習に加えて、普段はお昼休みや仕事終わりに、執務室の近くにあるシミュレーターで特訓をしていました。このシミュレーターは「Bridgestone eMotorsport Institute」にも使われている本格的なシミュレーター。このシミュレーターのおかげで、ドライビングスキルを磨くことができました。今日の練習走行では、シミュレーターでやってきたことが再現できたのでいい感じです。この後の本番も頑張ります!

草野さん 先日那須工場に行っていたのですが、その際に「明日メディア4耐、頑張ってください!」ということで、北関東生産本部の「かざまる」を託されました。多くの方に応援してもらっているので、楽しみながらベストを尽くしたいと思います。

坂野さん、草野さん、かざまる、アロー君の共演が実現

いよいよ決勝が始まったよ!
6位からスタートした「Team Bridgestone」の71号車「ブリヂストンMSロードスター」は、1番手のドライバーを務めた宮下さんが実車試験部長の貫禄を見せつける走りで5位に1つ順位をあげたよ!しばらく入賞圏内で快走を続けて、ドライバー2番手の坂野さんに交替。坂野さんも、安定的に6~7位を走っていたよ。

入賞圏内で快走を続ける71号車の決勝での走行シーン

思わぬトラブルも発生!

しかし、その後トラブル発生!!
坂野さんから3番手の草野さんに交替するタイミングで、無線トラブルが発生し、なんと立川監督からの指令が坂野さんに全く聞こえなくなってしまったんだ。メディア4耐には、「ドライバー1人あたり最大50分まで」の走行というルールがあるんだけど、監督からのピットインの指令が聞こえず、2分オーバーして第3走者の草野さんにバトンタッチ。

坂野さんから草野さんにドライバー交替する一幕

草野さんは燃費と速さをバランスさせた走りで、6位をキープしながら走行を続け、4番手の助っ人ドライバーユウ選手に交替。ユウ選手はプロの走りを披露!一時は3位まで浮上し、表彰台も夢じゃない!と大盛り上がり。レースは残り1時間ちょっと!このままゴールするかと思いきや…。

ピットスタッフが連携して給油を実施

そして、ついに最終ドライバーの安達さんにバトンを託し、4時間の耐久レースもクライマックスに。ところが、ここで「Team Bridgestone」にペナルティが告げられてしまったんだ。ペナルティの理由は、坂野さんが規定の時間より2分オーバーして走行を続けたことと、ガソリンを給油する際、ピット上に出たスタッフの規定人数を1人オーバーしてしまっていたというもの。
これによってピットストップ120秒と、ドライブスルーペナルティで20~30秒ロスし、一気に順位は18位に。それでも最終ドライバーの安達さんが全開走行で順位を上げ、見事16位。悲願の完走を果たしたんだ。

レースが終わる頃は、すっかり夜に。みなさん、完走おめでとうございます!

「楽しむ」ことを最優先としながらも、素晴らしいパフォーマンスを発揮するドライバーの皆さんの姿に僕は感動しっぱなし。「走るわくわく」を体感した草野さんは、「レース後半になってやっと練習でやったことができるようになったので、もっと走りたかった!」と、熱いコメントを聞かせてくれたよ。

従業員のみなさんにも耐久レースの一体感を味わってほしい

4時間の耐久レースを終えたところで、坂野さんにレースを振り返りながら従業員のみんなに向けてメッセージをいただいたよ。
―坂野さん、4時間の耐久レースを終えて、従業員のみなさんにメッセージをお願いします!

坂野さん ほとんど素人レベルから始めましたが、練習してここまで走り切ることができました。まだ運転の腕は足りないけれど、タイヤがグリップ限界のところで踏ん張ってくれ、走りをカバーしてくれました。レース参戦を通じて改めてブリヂストンのタイヤの良いところを体感できましたね。

―POTENZAが足元を支えてくれましたね!走る楽しさはいかがでしたか?

坂野さん この耐久レースというのは、チームプレーで、チームの一体感を味わうことができるのが醍醐味です。ぜひこの醍醐味を従業員の皆さんにも味わってほしいですね。そして、私自身としては今回ペナルティを受けてしまったので、またリベンジしたいと思います。

―坂野さん、ありがとうございました!

メディア4耐終了後、恒例の洗車タイムで完走を果たした71号車を磨き上げる坂野さん

今回の活躍は、彼らドライバーだけではないんだ。裏方でメディア4耐を支え、活躍した方の紹介も別途レポートするよ!そちらも読んでみてね~。
それでは、またね~。
東京・小平の技術センターやプルービンググランドで働いている従業員やその家族も応援にかけつけてくれたよ!
従業員がドライバーを務めているということだけあって、応援にも熱が入り、大盛り上がりでした。

みんなからのコメント待ってるよ!
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コメント(1)

YOSHIAKIさん

チームの皆様、4時間耐久レースお疲れ様でした。やはり赤、白、黒の我がブリヂストンのデザインは見ているだけでテンションが上がります。また、8」御自らのご出走とのことで頭が下がる思いです。さぞかし現場はワクワク感で満ち溢れていたことと、温かい気持ちにさせて頂いております。
リベンジということですが、次回はタイムマネジメントをしっかりお願いします(笑)。

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