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私たちが受け継ぎ、体現するブリヂストンの4つのDNA

ブリヂストンは、1931年の創業以来、「最高の品質で社会に貢献」を使命として、時代と共に変わりゆく社会のニーズに対応し、一人ひとりの安心・安全な移動や暮らしを支え続けながら歩みを進めてきました。
この歩みと共に培われてきたのが、「品質へのこだわり」「現物現場」「お客様の困りごとに寄り添う」「挑戦」というブリヂストンの4つのDNAです。

創業からの歩みとブリヂストンDNA

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創業者 石橋正二郎は「タイヤの国産化」に「挑戦」。1930年に第1号の「ブリヂストンタイヤ」が誕生し、1931年3月1日に福岡県久留米市にて「ブリッヂストンタイヤ株式会社」が設立されました。創業の翌年にはアジアへの輸出も開始しています。

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ブリヂストンは、卓越した品質管理を実施している企業に与えられる「デミング賞実施賞」を、1968年に業界で初めて受賞しました。このデミング賞受賞に向けて、1950年代から経営品質向上に向けた活動を強化し、1964年には、その活動を独自に「デミング・プラン」と名付けて推進してきました。現在もGlobal CQMO・品質経営管掌のもと、“TQM推進部”にて活動を継続しています。また同年、「最高の品質で社会に貢献」を社是に制定しました。現在も企業理念の使命として受け継がれており、「品質へのこだわり」はブリヂストンのDNAとなっています。

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北米への本格進出を目指し、当時米国第2位のタイヤメーカーであったファイアストン社を買収。買収額は約26億ドル(約3,300億円)で、当時の日本企業の海外企業買収額としては最大の規模で、グローバル化への大きな「挑戦」でした。これによりブリヂストンはタイヤの世界シェアTOP3に名を連ねることになります。

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ブリヂストンは1997年に、モータースポーツの最高峰であるF1®へ参戦します。他にも、ファイアストンブランドで1995年に米国INDYCAR®SERIESへ復帰し、二輪の世界最高峰レースであるMotoGP™️にも2005年に参戦。この「極限」への「挑戦」こそが、ブリヂストンが世界中でプレミアムタイヤを基盤としたビジネスを展開する原動力となりました。

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「現物現場」で「お客様の困りごとに寄り添い」ながら、タイヤを「創って売る」から「使う」へと、お客様がタイヤを使う段階で断トツ商品の価値を増幅し、困りごとを解決するソリューション事業へと事業領域を広げています。

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「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、その実現へ向けた変革を加速するため、未来からの信任を得ながら経営を進める軸として、2022年に企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。このコミットメントはブリヂストンの使命、大原則「タイヤは生命を乗せている」、そしてブリヂストンDNAを反映しています。ビジョンの実現に向け「挑戦」を続けています。

Global CEOメッセージ 経営・業務品質の向上を最優先に

ビジョンの実現に欠かせないブリヂストンDNA
当社は3月1日に93年目の創立記念日を迎えました。1931年の創業以来、「最高の品質で社会に貢献」を不変の使命として、変わりゆく社会のニーズに対応し、一人ひとりの安心・安全な移動や暮らしを支え続けてきました。これからも「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現を目指すべく、「2030年 長期戦略アスピレーション(実現したい姿)」を道筋・北極星として、3月1日に発表した中期事業計画(2024-2026)に沿って経営を進めていきます。

この道筋を前進していくにあたって欠かせないものがブリヂストンDNAです。

経営・業務品質の向上に向けて「品質へのこだわり」
中期事業計画(2024-2026)の起点である2024年は、中期事業計画(2021-2023)の残課題である「変化に対応できる強いブリヂストン」に戻すことに注力し、経営・業務品質の向上を最優先課題とします。品質を強化していくにあたり、基盤となるのは、ブリヂストンDNA「品質へのこだわり」と、それを反映する当社の使命「最高の品質で社会に貢献」です。これをグローバルで再確認すると共に、原点へ回帰し、1960年代から推進しているブリヂストン独自のデミング・プランを再確認・再浸透することから始めていきます。

5つの合言葉「PDCA」「なぜなぜ分析」「標準化」「データでものを言う」「重点管理を行う」
当社は、1968年にデミング賞を受賞しました。この賞は、日本の品質管理運動に大きく貢献したデミング博士の功績を讃えて1951年に創設されたもので、産業界では品質管理活動に全社的、総合的に取り組む会社に与えられる最高の栄誉と評価されています。

当社においては、「品質は経営全体の問題」、「経営理念と深く関係する」と主張したデミング博士の手法を分析、1950年代から経営品質向上に向けた活動を強化しました。1964年には、独自にその活動をデミング・プランと名付け、推進本部を設置、デミング賞受賞に向けて取り組みを進めました。現在もGlobal CQMO・品質経営管掌のもと、“TQM推進部”にて活動を継続しています。

デミング・プランの基本思想は、「良い品質の製品は、良い体質の会社から生まれる」です。これに基づき、「PDCA」「なぜなぜ分析」「標準化」「データでものを言う」「重点管理を行う」の5つの合言葉を、全社で再確認・再浸透し、加えて、整理・整頓・清掃の3Sと、その実行・維持・習慣づけにつながる清潔・しつけも大切にしていきます。

価値創造へよりフォーカス
デミング・プランを原点として、皆さんそれぞれの職場においても、現物現場でPDCAを回しながら、経営・業務品質の向上に向けた取り組みを推進いただきたいと思います。その上で、価値創造によりフォーカスし、当社創立100周年となる2031年に向けて、Bridgestone E8 Commitmentを軸、指針としながら、グローバル従業員の皆さんと共に、ビジョン実現への歩みを進めていきます。
こうして創業から私たちの根底に流れ続けるブリヂストンのDNA。それぞれの持ち場・立場で尽力する仲間たちも、これらを体現して日々の業務に取り組んでいます。次の記事では「現物現場」「お客様の困りごとに寄り添い」ながら、そして「品質へのこだわり」を持って「挑戦」を続ける仲間たちを紹介します。

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