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世界をリードする市場に ブリヂストン インディア

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「強いブリヂストン」への進化、「稼ぐ力の強化」を推進し、将来の成長に向けた道筋を切り拓くことで、2026年には「真の次のステージ」へ歩を進めていくブリヂストン。なかでも、成長市場であるインドにおいては、「質を伴った成長」により、これからのブリヂストンをけん引していくことが期待されています。
今回は、成長著しいインドの魅力について解説します!

BRIDGESTONE EAST CEOより

将来性を秘めた新興国として世界中から注目され続けているインド。ブリヂストンも早くからその可能性に着目し、約30年前に乗用車用タイヤ市場へ参入、その後、2つのタイヤ工場を立ち上げ、ビジネスを展開。現場密着、地産地消をベースに、現地のスタッフとも力を合わせ、強固なビジネス基盤を築いてきました。

現在はマーケットリーダーポジションを獲得していますが、安定した経済成長や、国内の自動車保有台数、生産台数の増加を背景に、まだまだ成長できる余地のある市場だと考えています。また、グループ全体の連結売上高に占めるインドの割合は約2%ですが、売り上げ収益は2026年に2023年比で約1.3倍になる見込みです。

今後も、「断トツ商品」の強化や、着実なチャネル構築を通じて、「断トツネットワーク」を展開し、「質を伴った成長」を目指します。また、こうした取り組みを通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」、「Ease より安心で心地よいモビリティライフを支えること」にもコミットしていきます。

私もBRIDGESTONE EAST CEOとして、この国におけるモビリティ文化およびブリヂストンの発展をリードしていきます。

(株)ブリヂストン
代表執行役 副社長
BRIDGESTONE EAST CEO
兼 グローバル鉱山・産業・建設・航空タイヤ・ソリューション事業管掌
田村 亘之さん

インドについて

経済成長が加速し、世界が注目するインド。活気溢れる若い労働力が市場をけん引する一方、長い歴史と独自の文化がビジネスにも深く根付いています。インドの成長の原動力と、ビジネスにも影響を与える独自の文化の魅力を探ります!
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国旗の中央にはチャクラ(法輪)と呼ばれる仏教のシンボルがあります。3世紀頃のインドの神殿の柱に飾られていたもので、24本の車軸は1日の24時間、終わりなき時の流れや宇宙の真理、輪廻転生の思想を表すものとされています。

基本情報※1
正式名称: インド共和国
首都:   ニューデリー※2
人口:   約14億人 (世界1位)
面積:   約328万7,000km2​  (日本の約9倍)
公用語:  ヒンディー語、英語 など
宗教:   ヒンドゥー教(約80%)、イスラム教、キリスト教、シク教 など
通貨:   インド・ルピー(INR)
政治体制: 共和制
※1 外務省ホームページより
※2 インド連邦直轄領の一つである「デリー」の呼称も広く一般的に使われていますが、インド政府は「ニューデリー」をインドの首都としております。
多言語・多宗教の国
ヒンディー語や英語をはじめとした22の公用語があり、ヒンディー語や英語をはじめ、州ごとに異なる言語が話されています。また、ヒンドゥー教を中心に、イスラム教、キリスト教、シク教などさまざまな宗教が共存。日常生活、文化、伝統に大きな影響を与えています。
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牛と共存

ヒンドゥ―教や仏教などで神聖な動物とされている牛は、街中でもよく見かける存在。道を歩いたり座ったりしている牛を見かけることも多く、牛たちの横断による渋滞もしばしばです。

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IT大国としての存在感

20世紀末からIT産業が急成長。数多くのグローバルIT企業のCEOを輩出しています。IT大国として発展した理由にはさまざまなものがありますが、数字に強い国民性や、幅広く英語が普及していること、そして国としてもインド工科大学をはじめとする高等教育機関の設立と強化を進めてきたことが影響したと言われています。特に南部の都市、バンガロールには数多くの外国企業が拠点を置き、「インドのシリコンバレー」と呼ばれています。

目覚ましいインドの成長
現在でも、世界で第1位の人口を誇るインド。今後も人口は増加し、2050年には16億人を超え※3、消費や生産活動もさらに伸びていくと見込まれています。また、実質GDPにおいても、G20の中でもトップの伸び率をキープ※4しており、着実に世界有数の経済大国への道を歩んでいます。
※3 国際連合の推計による
※4 OECDのEconomic Outlook, Volume 2024 Issue 2より
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モビリティ事情

主要道路の整備が進み、日々、新しい道路が敷設されています。人口増加に伴い自動車の普及率も上昇していますが、全体の保有率はまだまだ伸び代あり! 今後のビジネスチャンスが期待されます。

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Bridgestone India Private Ltd.
Director, Integrated Consumer Business

Rajiv Sharmaさん

急速にモータリゼーションが発展しているインドでは、新しい道路も古い道路も混在しており、また、今後はEVの伸長も見込まれているため、タイヤにはより幅広い性能が求められます。従来から重要視されてきた耐久性や耐摩耗性に加えて、高級車の増加や、高速道路網の発展に伴い、静粛性や乗り心地、低燃費性能、ハンドリング性能なども求められるようになってきています。これらの相反する性能も高次元で両立する「断トツ商品」の提供が重要になっています。
以下の記事では、インドの更なる魅力や可能性について、BSIDで働く皆さんからお話を伺っています。これらもぜひご覧ください!

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コメント(1)

木村さん

ヒンドゥースタン(北インド平原)は古来より西はアフリカ・東は日本・中国と、ビジネス・宗教上の理由などで、グローバルで人の往来が活発な地域です。
その地域にブリヂストン商品が認知されている事に誇りを感じます。

古来より文明発達している地域で世界経済でも長らく上位にいた国です。
これからのポテンシャルに期待が持てると思います。

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