• TOP
  • 記事
  • 【ブリヂストン創業者・創業の地プロジェクト】久留米とブリヂストン 切っても切れない絆

【ブリヂストン創業者・創業の地プロジェクト】久留米とブリヂストン 切っても切れない絆

6月9日、Global CEOの石橋さんが、筑後中小企業経営者協会(以下、中経協)が主催する講演会に登壇し、ブリヂストンが大切にしている考え方や、創業者石橋 正二郎の足跡、そして久留米とブリヂストンの関わりなどをテーマに講演しました。
前回は講演会を実施した中経協の皆さんにお話を伺いましたが、今回は講演会の発起人で、久留米で生まれ育った筑邦銀行 執行副頭取に、久留米と創業者石橋 正二郎、そしてブリヂストンとの関わりについてお話しいただきました。
画像

株式会社筑邦銀行
代表取締役副頭取

執行(しぎょう) 謙二さん

多くの経営者に勇気と感銘を与えた講演

筑邦銀行は、中経協への資金面のサポートや出向者派遣を通じて、久留米の地域振興をお手伝いしていますが、私は中経協役員から相談されると、講演の講師選定にも協力してきました。昨年4月、頭取と共にブリヂストン本社を表敬訪問した際に、ぜひ久留米で講演会を検討させていただきたいとお話ししたところご快諾いただき、1年余りの準備を経て講演が実現しました。
講演では、久留米弁を交えたお言葉の一つひとつが心に響き、「誇りを持たないと製造業は成功しない」「迷ったら久留米に戻って原点を見つめ直す」などのメッセージに、多くの参加者が感銘を受けていました。久留米発祥のグローバル企業のトップによる今回の講演が地域の経営者にとって大きな励みとなったことは間違いありません。

今日の久留米を作り上げた石橋 正二郎氏

久留米における最大の産業であるゴム産業の発展は、もちろんブリヂストンの存在なくして語れません。ブリヂストンのマザープラントが今もなお久留米にあることは、地域にとって大きな誇りです。
筑邦銀行もまた、石橋 正二郎氏の支援を受けて創業した歴史があります。当行の社史には、設立に当たって「給料は私が出す、社宅も提供するから頑張れ」と背中を押していただいたことが明記されています。
石橋 正二郎氏の久留米への文化貢献も特筆すべき点です。石橋文化センターをはじめ、市内小学校全校へのプール寄贈、久留米大学附設高校への土地提供など、久留米への貢献は数えきれません。多くの市民がさまざまな形でその恩恵を受けてきたことを忘れてはなりません。

バトンを受け継ぎ、製造業の可能性を広げていく

久留米にはブリヂストンが培ってきた製造業のモノづくりのDNAが息づく一方で、企業によってはそのポテンシャルを十分に活かしきれていないことに、もったいなさを感じていました。今回の講演を通じて、製造業の経営者の方々は「バトンを受け取った」と感じたと思います。そして私自身も、久留米の製造業に寄り添う銀行として、地域と共に歩む覚悟を新たにしたところです。
久留米は、産業、文化、歴史の三拍子揃った可能性に満ちた街です。皆さんも来られる機会がありましたら、石橋 正二郎氏が生まれたこの地をぜひ五感で感じていただきたいと思います。

みんなからのコメント待ってるよ!
コメントする

※「コメントする」を押してもすぐにはコメントは反映されません。
管理者にて確認の上、反映されます。コメント掲載基準については こちら をご覧ください。
尚、投稿者につきましては、管理者でも特定できない仕様になっております。

コメント(1)

M&Kさん

地域共生で共に成長をしてきた「ブリヂストン」誇りに思います。

返信する
ページトップへ戻る